前にも書いたが、
赤ちゃんが欲しいと思うようになったのに、
妊娠したことを、全然喜べなかった。
また死んでしまうのだろう。
もう子供を作らない道を選べば、
「作らなかった」で終わるが、
こうして、欲しい と 思っているばかりに
どんどんあきらめられなくなって、
不育症かどうかの検査をしに
大きな病院へ通う日々が
これから待っているのか。
そして、何度も悲しい気持ちになる日がくるのか、と。
まして、うちは経済的な余裕もないし
1年前までは
今までのような夫婦2人の生活で満足していた。
むしろ、2人がいい と思っていたのに・・・
どうして、子供作ろうと思ってしまったのか。
どうして、もっと早い時期に
作ろうと思わなかったのか。
産婦人科は、前回死んでしまっていた週数まで
行くのをやめようと思っていた。
1度、「心臓動いてるね。」
なんて言われて、喜びを感じた後に
突き落とされるのが 辛いから。
ただ、今回は小さなことも気になり
神経質になった。
お腹がパンパンに張る。
下腹部に痛みがある。
ごく少量だが、出血がある。
つわりが軽く感じる日は、
「あ、また 死んじゃったみたい」と、
そんなことばかり考えて過ごすようになった。
たいていの出来事は心配しすぎで終わるし、
考えても仕方ないことで思い悩むのは
時間がもったいない。
という、今までのワタシの性格は
どこへ行ったのか。
心配が募り、
10週まで待とうと思っていたのに、
8週のところで、我慢しきれず
家の目の前の産婦人科へ行ってしまう。
「2人目だっけ?」
医者の言葉。
見覚えがあったからだろうか。
先にカルテを見なさいヨ。

「胎嚢は~、横長だね。
7週だな。
心臓は 弱いけど 動いてるよ。」
やっぱり。
小さい。
心臓の動きも弱いって。
胎嚢が横長って、流産の兆候じゃないか。
沈んだ気持ちで、
それでも勇気を振り絞って病院へ来たが、
そんな気持ちがハジけて
うれし涙じゃないほうの涙が出た。
「なんで 泣くんだ」
一人言に、医者が
「そりゃ、うれしいからでしょ」
表情も変えずにサラリと言う。
「前回も、ここまでは育ったんだよね。
一応また2週間後に来てみなよ。」
前回も・・・
前回も・・・
ナーバスになりすぎなのは分かっているが、
言葉1つ1つが、胸に突き刺さる。
小さくて古い病院な上に、
受付も医者もそっけなくて、
近くなかったら絶対にこんなとこ来ないのに。
病院に行ってみて、
喜べない気持ちが改善するどころか、
今回もダメだった、と、「心配」が「確信」に近くなってしまった。
次の受診日が辛い。
どうせダメなら早く、早く終わらせたい。
前回よりも はるかに赤ちゃんの事を考えながら、
でも 周りには言わず、
ダンナ様にも 赤ちゃんの事には触れずに過ごした。
泣きながら たまごクラブや付録のおしめを捨てたことを
思い出し、私自身も妊娠してると意識しないように生活した。