ステロイドは色んな病気に使われる薬です。アトピー性皮膚炎の治療薬としても知られていますし、自己免疫性の疾患でも使われることが多いと思います。
このステロイドについて、私が現在通院している病院で頂いた資料から抜粋して説明会したいと思います。
ステロイドの長期使用によって私に実際に起こった変化はおいおい書いていくつもりです。
以下、抜粋です。
・ステロイドは怖い薬?
人づてや書物などでステロイドという薬の副作用について聞いたり読んだりした方も多いと思います。確かにステロイドは副作用の多い薬ですが、現在発見・発明されている薬の中では一番抗炎症作用が強く、しかも古くから使われており、現在も一番よく使われるということは、薬の効果がそれだけ信頼できるたいうことです。また古くから使われているのでその副作用についてもよく知られておりますので、かえって対処しやすいともいえます。
ぶどう膜炎では必要以上にステロイド役を怖がらず、うまく活用していくことが重要になってきます。特に炎症の強い時にはステロイドを使って速やかに炎症を鎮めないと、目の神経が障害されて元に戻らなくなる恐れがあります。
以下に主な副作用を記しますので、もしこのような状況がでてくれば主治医に速やかに報告してその指示に従ってください。
◦胃の調子が悪い・胃が痛い
胃潰瘍や十二指腸潰瘍を起こすことがあります。
ですから、ステロイドと一緒に胃薬を渡されることが多いです。
◦顔がむくんできた
肥満が生じたり、満月様の顔つきになったりすることがあります。また糖尿病がでたりすることもあります。定期的に血糖やコレステロールなどの測定を行います。
◦骨がもろくなる
特に女性では気をつける必要があります。骨粗しょう症という病気がありますが、ステロイドは骨を弱くしていくことがあります。予防としてボナロンという薬を処方することが多く、内服することで骨密度が保たれる場合が多いです。
乳製品などを普段より多めにとり、カルシウムをたくさんとるようにしましょう。
◦精神状態が不安定になる
うつ病など精神状態の不安定さがでることがあります。
◦風邪をひきやすくなる
免疫力を低下させますので、風邪などをひきやすくなります。ステロイドを飲んでいる間はなるべく人ごみの多いところは避けた方がいいです。
◦ウィルス性肝炎が悪化する場合がある
ウィルス性肝炎がある方は必ず申し出てください。
◦眼圧が上がる
これは点眼の場合に多いのですが、眼が硬くなって(これが眼圧が高いという状態です)時に頭痛がしたり、目の前にかすみがかかったようになったりすることがあります。
◦白内障になりやすい
白内障が進行して視力低下すれば手術を行います。
以上が副作用の代表ですが、これ以外にも副作用は色々ありますので、もし体調に異常を感じたら主治医に知らせてください。また大切なことですが、このような症状がでたからといって勝手に薬をやめたりせずに、主治医と相談して対応を決めてください。ステロイドの内服を急に中止すると時にショック状態になることがあり、生命の危険が生じますのでくれぐれも注意してください。