12/24
 
 初めての仕事はクリスマスイブ、9時に間に合うようコーヒーを入れ身支度し、出発。
世間のクリスマスを見届けながら、新しいことだらけで頭の樽は溢れかえり11時間。

横文字で呼ばれる。

下ネタを振られる。

先輩を全力でいじる。

 書ききれない程、新しい場所で新しいことが起こる。
そこから、派生する周りの新しい反応を皆、楽しんでるようだったけど、僕は朦朧としながら全うした。

 残念ながら、要領の良さを兼ね備えていない僕は、「金魚みたい。」と朝から言われ、理解できなかったけど気持ち良くはなかった。
金魚みたい、鉢の中で制御されながら金魚に着いていく様?よくわからないけど、考える金魚だった。

 外国の方に、お疲れ様~と訛りながら言われ、お疲れ様です。と返し残り30分なことに気付いた。
気付けば9時半になっていて、先輩が言っていた「無の境地」を初日から体感できた。

 飲み物選んでえーよー。って言われ水を選んだ。
サッと瞬間的に欲した水は、明日の生活をイメージして選んだと思う。今日(クリスマス中)に明日が来ていた。
選んだ物も、透明な水。

 クリスマスとは無縁であり、ハロウィンなんか今年は終わってから知った。
倉庫にクリスマスツリーを直しにいくと、使い終わったカボチャくんが積まれていた。
普通に気持ち悪く、クリスマスにハロウィンを味わぃ、何してくれんねん!って思った。


 帰って、カツ丼を食べ、お風呂に入る。ラジオを聞いて浸かる体力はなかった。
 コーヒーは入れた、でもこぼした。

 
浅煎りのコーヒーは気持ち良い音を鳴らしながら、床に散乱した。

ありがとう、クリスマスプレゼント。
お陰で掃除できた。、


録画を少し見て就寝



end