「エリカぁ~!!!」

と毎回の様に叫ぶ神谷明さんw


今年のゴールデンウィークは、1978年~1979年に放送されていたロボットアニメ『闘将ダイモス』を視聴し、昨日全44話を完走しました!






>>>『闘将ダイモス』は、1970年代、長浜忠夫監督による「長浜ロマンロボット3部作」の第3作で、東映が企画し、制作は日本サンライズに委託するという制作体制は踏襲されている。

「友情」をテーマにした『超電磁ロボ コン・バトラーV』、「父子の愛」をテーマにした『超電磁マシーン ボルテスV』に続き、本作品では「男女の愛」がテーマとして掲げられた。『ロミオとジュリエット』のオマージュとしてロボットアニメに異星人同士の恋愛要素を持ち込んだ。地球を攻撃する異星人側も、一方的に侵略戦争を仕掛けるのではなく、平和裡の移住を求めた交渉の場で起きた惨事から戦争に発展し、戦時下でも民主化や地球との和平を求めるレジスタンス運動が存在することが描かれるなど、よりドラマ性を重視した作劇が志向されている。[ウィキペディアより ]


主人公 竜崎一矢(cv.神谷明)が、母星を失くし、移住出来る星を探して地球へやって来たバーム星人から地球を守るためにダイモスに搭乗して戦うのだが、戦闘が始まった直後に戦果に巻き込まれて一時的に記憶喪失になった女性と出会い、一目惚れをしてしまう。しかしその女性エリカ(cv.上田みゆき)は、バーム星人の地球攻撃軍提督リヒテル(cv.市川治)の妹であった。

本来バーム星人の代表 リオン大元帥と、月基地の司令官でバーム星人との和平交渉の地球側の代表であった一矢の父 竜崎博士はどちらも平和的共存を願っていた。
しかしバーム星人の野心家で、後に大元帥となったオルバンの策略により、リオン大元帥は殺されてしまい、目の前で父リオンを地球人に毒殺されたと思ったリヒテルは竜崎博士に銃を向ける。しかし妹エリカは、父の希望だった和平交渉を実現させようと、リヒテルを制止するが、揉み合いの中銃弾は発射されてしまい、竜崎博士も命を落とした。リヒテルとエリカはこの時、陰謀に巻き込まれている事を知るよしもなかった。

オルバンの目論見通り、バーム星人と地球人の間で悲しい戦いが始まる。


一矢もエリカも、地球人とバーム星人との平和的共存を願うのだが、両軍の好戦的な輩がいがみ合い、一歩も譲らず、戦いは激化し続ける。


地球側もバーム星側も、それぞれのドラマがあって面白いですね。
これぞ長浜監督作品!と言える、感動の最終回 。一人ティッシュの箱を横に置き、スマホ画面に食い入る私に「何やってんの」の旦那の一言。
ホットケ ( ̄ー ̄ )

機会がありましたら、是非見てくださいね♪


それにしても、ここにもいた!
カン・ユー(ボトムズ)の様な最低野郎w
地球防衛軍司令官の三輪長官(cv.大木民夫)。ホントに酷い奴です ( ̄▽ ̄;)

「良い奴だろうと悪い奴だろうと、異星人は異星人。全て殺せ!」

とか。

「地球を守るために、役に立たない人間の犠牲は構わん!」

とか、平気で一般市民を犠牲にします。
一矢も京四郎も和泉博士も怒りまくりです。

バーム星側にもオルバンの様な最低野郎がいます f(^_^;
オルバンの策略を長男に話したら、「カン・ユーが可愛く見えるわ」と言ってました (笑)


そんな中、エリカの侍女マルガレーテ(cv.麻生美代子)がすごい!エリカが窮地に追いやられる度に、厳しくも優しく手を取り、背中を押してくれる。泣けてきます。

この時代の声優さんは、レギュラーの方でも複数の役を演られてますよね。
ダイモスでは、麻生さんがエリカの侍女マルガレーテと、ダイモスの基地ダイモビックの肝っ玉母さんの おかねさんを演じています。
また、和泉博士役の勝田久さんはオルバン大元帥、三輪長官役の大木民夫さんはリオン大元帥を演られてます。
ボルテスでは小原乃梨子さんが、ボルテスチームの末っ子 日吉と、ハイネルの側近でハイネルを愛してるカザリーンを演じていますね。
その他にも兵士役などでメインキャストが色々演られてます。


主題歌
 


OP「立て!闘将ダイモス」
作詞:八手三郎
作曲・編曲:菊池俊輔
歌:ささきいさお、コロムビアゆりかご会

ED「エリカのバラード」
作詞 :あおいあきら
作曲・編曲:菊池俊輔
歌:かおりくみこ、大倉正丈

OPの ささきいさおさんの力強さも良いですが、EDの かおりくみこさんが歌う「エリカのバラード」が、すごく優しい曲で好きです♪


そして、「主題歌・挿入歌集」というレコードがあり、昔父が親戚から借りて録音してくれたカセットテープが今でも残ってますw

レコードは多分これかな?
↓↓↓



「心の握手をさあ君も」
作詞:山川啓介
作曲:菊池俊輔
編曲:東海林修
歌:神代ユースコーラス、こおろぎ'73

「二人の祈り」
作詞:八手三郎
作曲:菊池俊輔
編曲:小笠原寛
歌:かおりくみこ、大倉正丈、神代ユースコーラス

「ぼくらのダイモス」
作詞:北沢三五
作曲・編曲:菊池俊輔
歌:ささきいさお、たかの羽児童合唱団

「おれは生きている」
作詞:山川啓介
作曲:菊池俊輔
編曲:小笠原寛
歌:ささきいさお

「愛の神話」
作詞:山川啓介
作曲・編曲:菊池俊輔
歌:かおりくみこ、大倉正丈

キャストの台詞も収録されており、出演は神谷明さん・上田みゆきさん・市川治さんの3人。キャラの掛け合いではなく、各々のキャラのモノローグ的な台詞のみで、合間に挿入歌が入ります。
最後の挿入歌「愛の神話」が好きで、かおりくみこさんがエリカ、大倉正丈さんが一矢の想いを歌ってます。



スタッフ

原作:八手三郎
音楽:菊池俊輔
        〈先月亡くなられたました (*T^T)〉
総監督:長浜忠夫
キャラクター原案:聖悠紀
        〈超人ロックですよ (°Д°)〉


アニメーションキャラクター:金山明博
メカニックデザイン:スタジオぬえ・出淵裕
作画:塩山紀生・谷口守泰 等々 ( ゚∀゚)

他にも、ストーリーボードに時々安彦良和さんの名前を見ます (^^) 脚本では、五武冬史(鈴木良武)さんが参加されてます。


■キャスト

竜崎一矢:神谷 明

エリカ:上田みゆき

夕月京四郎:曽我部和行(和恭)

和泉ナナ:栗 葉子

和泉博士:勝田 久

カイロ:井上 瑤

おかねさん:麻生美代子

鬼頭:玄田哲章

元太:野沢雅子(33話~)

三輪長官:大木民夫



リヒテル:市川 治

バルバス:飯塚昭三

ライザ:弥永和子

マルガレーテ:麻生美代子

ゲロイヤー:たてかべ和也


ナレーション:前半/大木民夫・後半/槙 大輔

他にもゲストキャラで、伊武雅之(雅刀)さん・石丸博也さん・井上真樹夫さん・中尾隆生さん・内海賢二さん等が出演されてました。 


ダイモスは、一矢の父 竜崎博士と和泉博士の共同設計で、一矢の脳波が登録されているそうです。
一矢は和泉博士から空手を習い、ダイモスを操縦する時も、モーションキャプチャーの様に一矢の動きがそのままダイモスの動きになり、必殺技も空手技です。
自分の身体の動きを反映出来る反面、ダイモスが受けたダメージを一矢自身も受けてしまうのです。敵の攻撃を受けて一矢は何度も意識を失いかけますが、その度にエリカの声や想いに助けられ力を振り絞って闘い抜きます。


エリカは一矢を愛しつつも、地球の敵 バーム星人の地球攻撃軍提督リヒテルの妹である事、一矢の父を殺してしまった事に苦悩します。一矢と再会する度にまた引き裂かれ、最後には一矢たち地球人とバーム星人のレジスタンスを助ける為に、たった1人でオルバン大元帥の元に赴きます。


リヒテルは、父を殺された恨みと、新天地を求めてコールドスリープしているバーム星10億の民の願いを背負って、地球人と戦います。
上記のレコードで、リヒテルの最初の台詞が↓↓↓

「余は、バーム星10億の民の為に戦わん!」

と始まります。市川さんのキリッっとした声で、ステキです ( *´艸`)

大詰めでオルバン大元帥の策略を知り、バーム星人からも追われるリヒテルですが、参謀ライザの進言で地球人に助けを求めようとしたのに、三輪長官のお陰で最後まで地球人に不信感を持ち続けます (´・ω・`; )
それでも最後には、木星衛星軌道を回る小バーム(人工衛星)に眠る10億のバーム星人を救う為に命を掛ける一矢を目の当たりにし、自分の過ちを認め、木星に落下する小バームを救い、多くの地球人を死なせてしまった罪を償うのでした。

。・゜・(ノД`)・゜・。

泣ける・・・



さてさて、ダイモスで一番気になるのが・・・
冒頭、宇宙旅行から一矢と一緒に地球に帰って来て、ガルバーFXⅡに搭乗して戦う夕月京四郎は、宇宙船のコックピットで宇宙服を着ていても、背中に愛用の刀を背負ってる事にまず笑いましたw
そして気になってしまうのが、聖先生の原案ではストレートヘアだったのに、何でアフロになったのかと言うことwww


アフロにサングラスで、背中に刀!
インパクトありますよね (*≧∀≦)



とにかく面白かったです。
見始めてから、コンVから見れば良かったと思ったのですが、止まらなくなっちゃったのでw このあとコンV→ボルテスで行こうかと思います。
ブログにUPするかは未定ですが・・・
気まぐれなもので、すいません (^_^;)


だいぶ熱く・・・長くなってしまいました ( ̄▽ ̄;)
それだけ楽しんだと言うことです (*´∀`)
最後までお付き合い有り難うございました m(__)m


見たい昭和のアニメは、まだまだいっぱいあります~
ではまた (^_^)/


※今回、画像や動画は全てネット上から拝借しましたm(__)m