縦隔原発大細胞型B細胞性リンパ腫と診察され
一番最初の治療はR-CHOP療法でした。
二の腕からカテーテルを入れてもらい
24時間1週間点滴しっぱなし生活です。
1週間入院して投薬、2週間退院の3週間を1セットとして
6セット(合計18週間)行いました。
まず最初の難関はカテーテルを入れるところ。
回数を重ねるうちに血管が細く硬くなるそうで
1セット目は余裕で入りましたが
回数を重ねるごとにどんどん入りにくくなりました。
カテーテルが入ったら点滴スタートです。
24時間1週間繋ぎっぱなしになります。
トイレもシャワーも点滴台が相棒です。
抗がん剤治療は辛くて嘔吐し続ける…
というイメージが治療前は強かったですが
いざやってみると私の場合はそこまでではありませんでした。
ご飯も普通に食べれます。
3セット目まではしんどくなかったのですが
4セット目からは明らかに辛くなりました。
抗がん剤の疲れとどんどん濃度が高くなっているからだそうで
5セット、6セット目は病院食が食べられませんでした。
(コンビニのざる蕎麦を必死に食べてました)
具合が悪い感じを例えると
「強烈な二日酔い」って感じでした。
吐き気、もやもや感が強かったです。
5、6セット目は点滴がスターとしてしばらくしてから
1週間が終わり退院して2日くらいまで
二日酔いが続いている感じでした。
また、重大な副作用としては脱毛があります。
1セット目が終わってから1週間ほどで
毛が濃い部分が抜け始めました。
頭が寒いので帽子が必需品です。
5セットあたりになると睫毛、眉毛、鼻毛も抜け
全身の毛がなくなりました。
睫毛がないと目に化粧水とかが目に染みるし
鼻毛がないと鼻水がすごい垂れています。
毛って大事なんですね…
点滴の1週間が終わり、退院した直後は
白血球を増やすための注射があります。
これは毎セット後に行われます。
注射は腕にチクッと予防接種みたいに打ってもらいます。
注射の1〜2日後、腰のあたりがすごい痛くなります。
頑張って白血球を増やしてくれてる痛みらしいです。
2日程度で痛みは引くので、残りの退院期間で
次の入院治療までの心を整えます。
以上が私が行った1つ目の治療です。
6セット目終了から2ヶ月後にPET検診を行い
がん細胞がなくなってたら寛解となります。
私は残念ながらそこで再発をしてしまったため
新たな治療に進みました。