まず最初の感想は…日本のタイトルが合ってない。邦題をつけた人は映画の内容もきちんと見ずに原題とジャケットからタイトルをつけたんだろうな～というくらい合ってない。タイトルによって映画の雰囲気がとても残念な仕上がりになってしまっているように思った。タイトルだけ見るとよくありそうなつまらないラブコメっぽいけど全然違うの！先入観を捨てて！本当はもっともっと深い。実体験の小説を元にしていてサクセスストーリーでありイギリスとアメリカの微妙な違い（ユーモア）を描いていたり、恋愛模様、理想と現実の狭間の葛藤なんかも描いているの。しかもコミカルに！
大好きなキルスティンダンスト（スパイダーマンのMJ）が出ているのだけれど、彼女のナチュラルな魅力が存分に出ていてとっても素敵な作品でした。トランスフォーマーに出ていたミーガンフォックスの完璧な美しさも必見～駆け出しの女優がはまり役でした。主演のサイモンペッグの演技がすばらしすぎて、最初は嫌悪感や不快感さえ覚えました。でもこういう人いるんだよね…と親近感も感じさせつつ、そのすごいキャラクター性を最後まで貫く姿に次第に好感がわいてくる。最初はもう見るのをやめようか、と思うくらいイタイキャラクターなのに次は何をしてくれるの？と目を奪われるからすごい。映画ネタもたくさん出ていて、こだわりの小ネタも多くて、映画ファンの、映画ファンによる、映画ファンのための映画。文句なしに面白い！また見たい！…映画とは言えませんが（笑）私は楽しめました。一見の価値ありです。
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