[概要]

仲間由紀恵演じる「射撃の腕しか取り柄のない人情派の新人女刑事」と、泉ピン子演じる「検挙率ナンバーワンで厳しさにかけては誰にも負けないベテラン女刑事」。この全く相容れない2人が、事あるごとに対立し、時には友情を育み、憎しみ合い助け合い、泣きながら笑いながらも連続殺人犯が仕掛けた謎に迫る、新しいカタチの刑事ドラマ「ジョシデカ!-女子刑事-」。これまで男の刑事コンビが活躍する映画・ドラマのヒット作は数多くあれど、その常識を打ち崩す女性刑事どうしのコンビが画面狭しと大活躍する。今作が初顔合わせとなる仲間由紀恵&泉ピン子の最強タッグに加え、“韓流のプリンス”リュ・シウォン、“2時間ドラマの女王”片平なぎさら個性派の俳優陣をズラリと揃え、刑事ドラマに新たな風を吹き込む。

畑山来実(仲間由紀恵)は、拳銃の腕だけが取り柄の警視庁巡査。地域課の交番勤務から、刑事として日暮署に赴任した。だが、刑事課に配属早々コンビを組むことになったのは、部下を“潰す”ことで有名なベテラン女刑事・桜華子(泉ピン子)だった。華子はいつもの調子で来実を鍛えようとするが、想定外の来実の行動に振り回され、署内で検挙率ナンバーワンを誇っていた華子は足を引っ張られる形になる。しかし、華子も来実が熱い心で事件と向き合い、懸命に捜査する姿をみるうち、自分がいつしか忘れてしまった刑事としての初心を思い出していく。来実もまた華子に「くそばばあ」と悪態をつきながらも影響を受け、成長してゆく。
そして、来実が憧れる警察学校時代の教官・岩代百枝(片平なぎさ)や、華子が唯一心を開き、自分の息子のように可愛がって居候させている韓国人青年のパク・ジウォン(リュ・シウォン)、所轄や警視庁の面々も加わり、来実と華子は謎の連続殺人事件解決に挑んでゆく…。


[出演]

仲間由紀恵、泉ピン子、片平なぎさ、リュ・シウォン、益岡徹、大倉孝二、袴田吉彦、田中哲司、鈴木浩介、入江慎也、大浦龍宇一、金子昇、吉瀬美智子、鈴木みのる、眞野裕子、いしだ壱成、入山法子、宮地雅子、デビット伊東、名高達男、水沢アキ、パク・ソヒ、麻生祐未、宮川一朗太、ジン・グ、ほか


制作年 : 2007年

全話数 : 10話

制作 : TBS

プロデューサー : 鈴木早苗、武藤淳

ディレクター・監督 : 平野俊一、清弘誠、武藤淳、韓哲

脚本 : 秦建日子

主題歌 : 小さな掌

歌手 : Aqua Timez




BSで再放送されているのを見ました。


ん~~なんか…不思議なドラマでした。

いや~~普通におもしろいとは思うんですけどね。

出演者も何気に豪華だし。

でも…なんかどーもまずドラマの最初のテンポがおかしいんですよね~。

なんかどの登場人物達にもイマイチ感情移入できないし…。

なんかつまらないドラマだな…と思いつつ、何気に犯人は気になるんだよね~って感じで。

たった10話なのに、正直見続けるのがしんどくて…見続けようかすげー悩む…悩む…でも犯人は気になる…の繰り返しの状態でした。

犯人が分かったら、さっさと見切りをつけられるのに、ドラマ丸々一本その気になる犯人の事件で引っ張るみたいで見切りをつけられない!!なんですよね。

途中、動機や犯人、人を操って殺人ってのも想像できて、やっぱり想像していた通りでした。

せっかくの伏線もほったらかしだったり、チグハグだったりするし。




ネタバレしちゃうと岩代教官が犯人だったわけですが、その動機というかきっかけが、ワタシ個人的にはちょっと弱い気がします。

あそこまで被害者から責められてしまうと、そんな風に変わってしまうものなのかな???って。

ただ最終回の岩代教官(片平なぎさ)の演技はものすごく良かったです。やりきれなさや悲しみがよく伝わりました!




桜刑事(泉ピン子)の義理の息子のような存在としてパク・ジウォン(リュ・シウォン)が出てくるのですが、「なぜに韓国人のリュ・シウォン?」という感じでした。

私、リュ・シウォン氏の韓国ドラマを見たことないので、韓国ドラマにおけるこの方の魅力は分からないのですが、それでも、このドラマにおいて彼の魅力は生かし切れてないと思います。

韓国人としての立ち位置も同じく生かされてないと思います。

もう少し書き様があったと思うんですけどね。

最終回で母国に帰るというのは、ドラマとしてありがちな展開なんでわかるんですが、最後のお別れで畑山来実(仲間由紀恵)に「カメラマンとして成功したら…云々」と、ま~ありがちなセリフがあるんですが、なんかもう使い古されたセリフが出てきて、ワタシの中でブリザードがふきましたわ。



吉井刑事(大倉孝二)の奥さんが殺されたりして、なんかもっと意味がある人物なのかな~と勝手に思って見ていたんだけど、後半は全く出番なく最後に少しだけ出演って…。




そういえば主人公の畑山来実(仲間由紀恵)はいつも白い服装でしたが、これって何か意味あるのかしら???

あの美貌なのに天然!というのが売りのキャラだったのかも。

それ以外はいろいろと残念なキャラでしたね。



2時間ドラマだったらそれなりに面白いのかもしれないけど、無理矢理引き伸ばして連ドラにしてもね…でした。