「なんか、ひらがなみたいな感じがするよね。」
大学のころ、友人に言われた一言です。
ひらがなみたいな人。
その真意は今でも不明なのだけど、
小説や新聞、携帯・・・
文字たちの中に紛れた「ひらがな」を発見すると、
ふとその言葉を思い出すことがあります。
そこで。
ひらがなの「あ」から「ん」まで
それを頭文字にする単語をテーマに色々考えてみることにしました。
(「ん」って何かあるかな・・・
)
今日は、「あ」の日。
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テーマは、「雨の日」
雨の日が、なぜか好きです。
正確に言うと、
以下の条件がすべてちゃんと満たされるときの、雨の日が好き。
・休日であること
・出かける用事がないこと
・でも一応、お気に入りの傘をちゃんと持っていること
・読みたい本、観たいDVD、作りたい料理、などあること
・明日、ちゃんと晴れてくれること
駅で、会社で、お店で。
いろんな場所で、「雨っていやだよねぇ」って言葉を聞くけれど、
私はそうでもないなぁ、って常々思っていました。
残業を終えて、家について、ご飯を食べて、お風呂に入って、
ようやくベッドへ。
でも、仕事の考え事が、頭の中をぐるぐるしていて、
気づいたら朝。
そんな毎日のなか、
ベッドにもぐりこんだら雨の音。
なぜか妙にほっとして、
「わたしは、大丈夫。」
と感じる夜。
初めての一人暮らしでの、初めての台風。
停電のせいで、テレビも明かりもなく、
ただ激しい雨の音ばかり聞こえた日。
好きな人が、
「傘、とってきてあげるよ」
と、研究室までダッシュしてくれた、あの日の夕方。
なぜか追いかけて、無駄に濡れた私・・・
雨の日の思い出は、
鮮明で、昨日の出来事みたいに感じる。
でも静かで届かない記憶。
雨の日。
ひとりぼっちの孤独を感じつつ、
ふと、
本当の自分に出会えたような気持ちになる。