最近、毎日、電車に乗ります。
30分くらい、ゴトゴトゆられています。
目的地までに、
高校があり、そのため高校生がたくさん乗って、
みんなで降りていきます。
春も、夏も、秋も、そして冬も、
車窓から、同じ景色を見ていました。
私はそのとき、
いつも彼のことを思い出します。
まだ、私と出会う前の彼のことが頭に浮かんでくるのです。
高校生のとき、
3年間ずっと同じ人と付き合っていた、と言っていた。
別れてからも、手紙のやりとりをしていた。
帰省のたびに会っていた。
私と出会って
一緒にいても、
それは続いていた。
私は笑っていたけど。
本当は、心の奥底に、魚の骨みたいに
ずっと刺さっていた。
それが、
今でもとれなくて、
もう、疲れてしまった、そう思う。