今日も飲みすぎてしまった
居酒屋から携帯で弟に迎えの電話をする
「もしもし」
「あなたのお姉さんです。迎えに来てください」
「‥酔っ払ってんの?」
「はい 酔っ払ってます」
「‥いまどこ?」
「○○○」
「そこで待ってろ」
「はーい」
焼酎の氷が溶けた頃、
弟がバイクで迎えにきた
無言でヘルメットを差し出し、
店の外へ出てしまう
相変わらずの無愛想
でも
一人のときよりもゆっくり運転してくれるのを
私は知っている
夜の風とマフラーの音が気持ちいい
家につきコタツになだれこんだ私を確認して
弟が自分の部屋に戻ろうとする
「ねえ ちょっと話につきあってよー」
「うるせー 早く寝ろ」
「ねえねえ こんなお姉ちゃんどう?」
「早く寝ろって」
「みかん食べる?」
「いらねー。‥何があったか知らないけど、あんまり心配かけさせんな」
「‥‥」
見透かされてるようで、寝たふりしか出来なかった
小さかった弟は
いつのまにか大人になってた
あー弟ほしいわー
