非結核性抗酸菌症の記録 -31ページ目

非結核性抗酸菌症の記録

この病気が見つかった2014年7月から、
肺の一部除去手術を経て、現在の経過を記録します。
私と同じように、思わないところで聞きなれない病気になってしまった方の参考になれば。

夕方になって病院からの電話がなりました。

結核ではありませんでした。

よかった!よかった!
みんなにうつしてなくてよかった!

そう伝えると、微妙な反応をされました。

人への感染はしない菌なんですけど、
特効薬がないんです。厄介な菌です。

薬が効かない、、?
薬飲んでも、治らないの??

電話って不便だなと思いました。伝えたい表情が伝わらない。それと同時に、電話で聞いてよかったとも。感情を言葉にしてどう伝えればいいのかわからない。
若い主治医の先生の言葉に返事をするのが精一杯でした。

次回詳しく話をするから、家族の方と来てください。と。

たった数日で、自覚症状も全くないのに、あなたは病気です、と言われ、どうにも自分のこととは考えられませんでした。

それでも、心配かけたくなかったので、
実家の両親と、職場の上司に業務報告。
家族も困惑ぎみ。つい5ヶ月前に、家を建て替え、夫の両親と同居を始めていました。そりゃ、困惑しかないよねぇ。
私は苦笑いするしかありませんでした。