主治医の話。一 | 非結核性抗酸菌症の記録

非結核性抗酸菌症の記録

この病気が見つかった2014年7月から、
肺の一部除去手術を経て、現在の経過を記録します。
私と同じように、思わないところで聞きなれない病気になってしまった方の参考になれば。

今まで、大した病気もせずに30目前まで生きてきました。風邪でも、なんでも、病気になったら、必ずよくなるものだと思っていたけれど、どんな病気も、毎回、人と病原菌との戦いだったんですね。
知らないうちに、自分の体は自分を守るために一生懸命戦ってくれていました。
病気になって、初めて、自分のことを大事にしなきゃって思えるようになりました。


さて、ここから、先生のお話です。
CTを見る限り、右肺に影はなく、抗酸菌が左肺の下葉に限局しているとのことでした。
ただ、気管支拡張している部分と、すでに空洞化している箇所がありました。

抗酸菌があるから、気管支拡張しているのか、気管支拡張しているところに抗酸菌が居着いているのか、どちらもいえるそうで、とにかく抗酸菌と気管支拡張は相性がいいらしいです。自分たちで住みよいようにしているんですね。また、空洞化している=肺が機能していないそう。
私の肺は、使えないところがあったんだね、、人間って凄いなぁと思いました。多少使えなくても、気づかれないように生活してたんだね。

実際の画像を見せてもらいましたが、、、言われてみると、わかる?うーん、わからない?
一生懸命説明してくれる先生。
すみません。ハッキリはわかりませんでした。でも、空洞化しているところは、小さなドーナツ状になっていました。