映画:その街のこども 劇場版
観てきました。
話は単純です。
阪神淡路大震災を経験した男女が15周年慰霊祭に参加するため夜通し会場まで歩いてくだけの話です。
佐藤江梨子がとても魅力的。惚れてまうやろ
森山未来も人間的でいい。 惚れてまうやろ
ないない
僕はストーリーに大きな変化はないが、感情の変化だけで話を推し進める映画が大好きだ。
作るのはとても難しい。
ストーリーに激しさがないから基本的に ゆるく かったるい
モノになる。
派手さはないでも素敵な映画だ。
日本映画は無理にお金をかけないでこういうのがいいでしょう。
とは云ってもあくまで個人の感想。
かったるく思う人もいるだろうから
お勧め度は★★★☆☆
4にしたいけど 3 にしときます。
好きな人には
岩井俊二の 「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」 とか 行定勲の 「きょうのできごと」 とか向いてるかな。
OH~デラックス
映画:強烈な不快感
だいぶ昔に見た映画について。
それは私が見た映画の中でかなりのインパクトで脳裏に残っている。
それは強烈な不快感に他ならない。
その映画は ファニーゲーム もしくは ファニーゲームUSA。
元々はオーストリアのミヒャエル・ハネケの映画でハリウッドでリメイクされたのが ファニーゲームUSA のほうだ。
ホラー映画の残虐さと違い
サイコスリラーのような不気味さでもなく、
単に見てるものを不愉快にさせるそんな映画だ。
この映画に何の筋もメッセージもない
ただ犯罪者が自分の行動に美しさを求め、自分だけは完璧でありたいと願い、被害者をもてあそぶ話。
似たような犯罪被害者がみたら怒りを買い、監督は殺されるのではなかろうか。
かなりの異色作です。
お勧め度は ありません。
リンクしそうな映画もあるかもしれないけど私は知りません。知りたくもありません。
映画:イングロリアス・バスターズ
DVDった。
タランティーノです。
メッチャ殺します。
人間だもの。
戦争だもの。
タランティーノだもの。
3人の主人公的な人たちががんばります。
ユダヤ人の虐殺を逃れた女の子
その虐殺を鋭い嗅覚で指揮するドイツ人の大佐
そのドイツ人に恨みをもち虐殺し返しているバスターズの頭
しかし、そこはタランティーノの映画です。
何のためにがんばっているのかよく分からない展開になっていきます。
変に先読みしたがる私のような下衆の極みには打ってつけ。
全く様相に反して物事が進みます。
なんのこっちゃ考えていた自分が馬鹿らしくなるぐらい
シンプルで面白かったけど
お勧め度は★★★☆☆
3 でした。
これが好きなら コーエン兄弟の作品とか良かろうも
ノーカントリー とか ファーゴ
とか。