後2時間ほどか
実家で親父と隣り合わせで寝てたあの日。
突然の地鳴りで目が覚めた時はもうすでに、部屋のタンスや机が倒れ掛かってきてた。
とっさに親父に「壁によれ!!」って叫んだの覚えてる。
すぐにリビングに行って、母親に倒れ掛かったタンスをどけて弟と母親をテーブルの下に避難させて
ガス漏れがないか外に出てガスメーターを確認して・・・って
何故か頭が氷のように冴え渡って、無意識にこういう行動をしたのを覚えてます。
震源地の神戸は言葉では語りつくせない傷跡を残した。
自分の身の周りはせいぜい皿や何やらが割れたくらいだろう。
家族を亡くした人は、この日が来るたびに言葉に言い表せない身を引き裂かれる思い出に心を痛めると思う。
自分にもいつ何が起こるかわからない。自分の家族にもいつ何が起こるかわからない。
自分は大丈夫だ、自分の周りは大丈夫だって思えなくなってしまった。今は常に怖い。怖い。怖い。
辛い思いをしたくない。
辛いことに心の準備をしないといけない事が辛い。
今なら阪神大震災で家族や、家を失った方の悲しみや、絶望を少し理解できたような気がします。
阪神大震災から10年たったときに、神戸のアーティストで集まって作ったオムニバスアルバムに、突然襲ってくる悲しみを男女の関係に置き換えて歌った 「time」という曲で参加しました。
あの曲は好き。
でも今は生ぬるい。ひとごとじゃねーかと思う。
ほんとの、ほんとのところは
言葉なんかにすればするほど陳腐に思える
でも、そんな自分の痛みが人の心を救うようにも思う。自分も誰かの痛みに救われたように思う。
歌は残酷だなぁ。