きらユキちゃん、星座とギリシャ神話についてちょっと語る

雪2017「ということで、文字数制限基本関係無しのこちらへ☆」
レーミク「では解説よろしくですね！」

雪2017「改めましておおぐま座だけど、ゼウスがカリストってニンフと浮気して子供を作ったら、恐妻ヘラがブチ切れてカリストを熊にしちゃったの☆」
V4C「のっけから壮絶な展開ある」

雪2017「で、子供はそんなことは知らずに成長して狩人になって、たまたま遭遇した熊になった母親を狩ろうとしたのを見ていたエロ親父が、子供も熊に変えて親子ともども天に飛ばして星座になったの☆」
レーミク「何だかなーな話ですね！」

雪2017「ちなみに本物の熊と違って尻尾が長いのは、エロ親父が尻尾を掴んで空に飛ばした為という説もあったり☆」
2.0「あ、それ何となく納得出来るっ！」

雪2011「ところで質問、「ニンフ」って何！？」
もあ「「ニンフ」ってのはギリシャ神話でいう、女性の姿をした精霊というか神の使いというか、そんな感じの方々ですね」
ファミマ「なるほどでっす」

雪2017「さらに熊親子には後日談があって、二人が天に昇ったことを聞きつけた鬼婆ヘラが海の神オケアノスに「あいつらに嫌がらせして」と頼んだ結果、二人は海を通って天から降りることが出来なくなった★」
V4C「それどういうことある？」

雪2017「常に天にいることで、休むことが出来ないという話★」

レーミク「執念深い鬼婆ですね！」

雪2017「メタい視点で言っちゃえば、おおぐま座とこぐま座を一年中見る事が出来る理由付け☆」
2.0「なるほどっ！」

雪2017「ちなみにこの季節、元凶のエロ親父は反対側の空にいる☆」
ファミマ「マジなのかでっす」

雪2017「ずばり、おうし座がそれ☆」
レーミク「なるほど、自分も動物になって会いに来ているんですね！」

ファミマ「ロマンチックでっす」

2.0「つまり熊のエサになりにきたとっ！」
雪2011「ちょ！」

V4C「何か違うある」

もあ「ロマンチックな話から、一気に血なまぐさい話になってますが」

雪2017「残念ながらロマンチックでも血なまぐさくでもなく、おうし座はエロ親父がエウロペという王女様に恋をして、エウロペをクレタ島に拉致った時に牛に化けたのが由来★」
雪2011「ダメじゃん！」
V4C「やっぱりそのまま熊に食われてしまえな話ある」

雪2017「ちなみにクレタ島に来る際に渡った海の周辺を、エウロペの名にちなんで「ヨーロッパ」と名付けられた☆」
2.0「ほほうっ！」
ファミマ「色々繋がっているでっす」

雪2017「繋がると言えばエウロペが産んだ子供の一人がミノスと言って、成長してから色々あってクレタ島の王様になった☆」
レーミク「…あれ、クレタ島でミノスって、どこかで聞いたことあるですね！」

雪2017「レミちゃん正解、ミノス王はミノタウロスの義理の父☆」
2.0「ミノ、タン、ロースっ！」
もあ「にーぜろちゃん、それ某RPGリプレイ集のセリフ」
雪2011「多分こんなブログを見ている人で、そんなネタを覚えている人はいないと思われっ！」

雪2017「さらにミノタウロスが誕生する話とか、ラビリンスがどうとか、色々あるけどひとまずここまでで☆」
ファミマ「これは色々面白いでっす」
雪2017「88の星座のほとんどがギリシャ神話由来なので、大体話が繋がるの☆」

レーミク「てゆーか、エロ親父がエロ親父な所以がよくわかるというかですね！」
雪2017「んー、じゃあ最後にエロ親父のフォローだけ☆」
ファミマ「フォローのしようがあるのかでっす」

雪2017「元々、ギリシャ神話に登場する神々や化け物は、各地の土地神様みたいなものだったの☆」
V4C「そうなのかある」

雪2017「それを「エロ親父が絶対の存在」という話をベースにしたギリシャ神話を作り上げる際に辻褄を合わせるために、各地の神様がエロ親父の兄弟だったり愛人だったりになったりしたの☆」
雪2011「だから結果的に、エロ親父があちこちの女性に手を出す話が出来上がったと！」
雪2017「そういうこと☆」
レーミク「フォローになってるんだかなってないんだかよくわからないけど、なんとなく背景は理解出来ましたですね！」