私は、鹿児島にある離島で3年間、勤務しておりました。
島には、弁護士が一人しか常駐しておらず、
困ったことがあると、私のいる法律事務所に
島民の方は来ます。
よく、島では、どんな相談が多いのか
ということをよく聞かれます。
しかし、都会で起きているトラブルが
田舎でも、そして離島でも起きていると
お考えください。
都会と同じように、離婚でトラブルになりますし、
不倫でトラブルもありますし、
遺産相続でトラブルになることもあります。
田舎特有かもしれませんが、
不動産については、
実際に使用している人と登記簿上の名義人が
一致しないことが度々あります。
全く無関係の人が自分の土地だと思っていた
使用しているケースもあれば、
遺産相続したにもかかわらず、
何人にもわたって遺産相続がされていない
ケースがあります。
前者の問題は、取得時効が成立するかどうかを検討することになり
後者の問題は、過去の遺産分割協議を検討し、
必要に応じて、遺産分割協議書を改めて作成していくことになります。
相談に来るきっかけとしては、
金融機関から借入をする際、担保提供を求められ、
その際、自分の土地だと思って、安心していたら、
実は、自分の名義ではなかったということが判明し、
慌てて相談に来る方が一定数ありました。
前者の問題も、後者の問題も両方経験しましたが、
いずれも、戸籍調査などに時間を要しますので、
調査だけでも数ヶ月を要することとになりました。
これから、少しずつ離島に赴任していた間の
経験を話していければと思います。