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先週、ラティーナの町中に出たら、広場にどどーんとクリスマスツリーが立っていた。空模様と比例して、写真も今一つだが、だんだんと年末の雰囲気になってきた。


会社から帰る時間は、もう真っ暗なのだが、先日、会社を出た所で、群れをなして飛ぶ一群を見た。


鳥は暗い時間に飛ばないだろうし、鳴き声が鳥でない。なので、コウモリだと思ったんだが、数百匹は飛んでたと思う。


気候が変わってきたので、虫を見かけることも少なくなってきた。


以前は、家の中まで、アリの行列がつながったり、11月なのに蚊がいて、蚊取線香付けたりしたが、ほぼ見かけなくなった。


数週間前に、ハエが部屋の中に数匹入ってしまった時は困った。


こちらの滞在もあと2ヶ月もいないのに、ハエ叩きやスプレーなどのグッズを買うのももったいない。だが窓を開けても出て行ってくれない。


そこで登場したのが濡らした紙ナプキンである。これを、停まったハエに向け、思い切り投げつける。が、何度失敗したことか・・・


一度は、無事ナプキンがハエの上に着地したのに、隙間から逃げ出されてしまって。


そこで、ハエ叩きの優位性に気付いたね。


物理を習ったことがないので、適当だが、濡らした紙ナプキンを投げる時は、紙ナプキンは手首の速さと同じくらいのスピードでしか動けない。初速こそ手と同じくらいの速さで動いているかもしれないが、着地時点で、そんなに威力は感じない。ペシャっていう感じ。


宮本武蔵であれば、はしでハエをつかまえるのかもしれないが、こちらは、剣豪ではない。


ところがハエ叩きと来たら、二の腕の動きに加えて、手首の回転運動 x 柄の長さの分だけスピードが増しているのだ。


しかも着弾点まで、そのスピードは失われない。


普通の人でも、ハエ叩きを持てば、剣豪になれるのである。


と、まあ、つまらんことをずっと考えていた訳だがww


今週は、スイス・ベルギーに出張に行く予定。


ローマの空港まで自分で運転することになった。しかも、会社の見事な経費削減の努力により、行きは早朝便、帰りは深夜便である・・・

なので、3時30分には家を出た方がいいかな・・・


ではまたー

更新の間隔が空いてしまった^^


10/29から、サマータイムが終わり、夕方が一気に暗くなった。夜の街

雨は多いわ、暗いわで、寂しい季節だなぁ。イタリアの10月&11月雨


10/30だったか?もう忘れたけどww

明け方からすごい雷で、一回は家の近所に落ちた雷


会社に行く時は雨は止んでたけど、会社の向こうの山は、白く初冠雪。


寒くなってきたのに、ヒーターがつかない問題については、大家さんに、湯沸かし器を見てもらい、無事解決。ベッドルームのヒーターから水か少し染み出すが、まあ、なんとかなりそう。


夜用タイマー(「月」の絵があるので、勝手にそう思い込んでいるのだが)は、機能しないが、朝晩スイッチを入れれば大丈夫。


ところで、こちらの工場の会社紹介ビデオに先日出演した!


顔で選ばれた


訳ではなく、海外からこんな変わり種も働きに来ています、といういい見本だったようで。


先週一度試し撮りがあり、昨日、本番撮りのため、撮影クルーが工場にやってきた!


呼ばれて行くと、まずは、メイクアップだ、と (・・。)ゞ


同僚のフランチェスカからメイクが始まったが、うー、こんなに塗るの?というくらいの顔にw


ところが、自分の番になったら、そうでもない、もっと塗って~という感じ。


それから、30秒から1分のセリフを考えろという。自分で書いた下書きはあったのだが、監督っぽい人が、これがセリフだと、英語の文章を紙に書き渡してきた。


製造現場のあちこちを撮影している間に、「やはり、この変わり種も、イタリア語じゃなきゃ、話にならんわなぁ」ということに(たぶん)なり、


覚えてつつあった英語のセリフは取り上げられ、イタリア語のセリフの紙が回ってきた。


うー、緊張 \(゜□゜)/


美人な助監督の人に、セリフの読み方を教えてもらうが、「ちょっとくらい、たどたどしい方が、らしくっていいんだよぉ」という監督の一言(たぶん)で、ある程度しか教えてもらえない。


製造部の中では、自分の撮影が一番最後になったが、4回目くらいでOKが出た!!


イタリア人たちが注目している中、カチンコが鳴り、ディレクターから「アクション!」が出る。

大して長い文章ではないが、イタリア語のセリフを、カメラ目線で詰まらずにいう、って、、あぁ楽しかった・・・


社内外に工場を紹介する際に、使われるようである。カットされないことを願おう。


↓は、今朝、オフィスのドアの所に貼られていた張り紙。掃除の人が床をピカピカにしてしまったのだが、日本語の張り紙を、わたし用に作ってくれたようだ。


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ではまた~

2週間くらい前のこと。会社から帰り、車を降りると、隣りのおばさんが家の横に立っている。


思わず、妖怪アンテナが反応しそうなよくない雰囲気。


明らかに何か文句を言いに来ている。が、何を言っているのか全く分からない。


何度か聞きなおして、「庭の雑草が伸びていて、ほうっておくと、こーんな大きいが入って来る、だから早く切りなさい」のように聞き取れた。


ただ、が入ってくるくだりを説明する時の彼女のジェスチャーは、おおよそ20~30センチくらいを示している。


そんな大きいがいるんですかヽ((◎д◎ ))ゝ


確かに玄関開けた瞬間に、やもりみたいのが家に入ってしまったことはあったが、当然20センチもなかった。


とりえあず、その場は、「週末には何とかしてみるから・・・」ということでお引き取り願った。 ただ、雑草は伸び放題で、玄関前と中庭を、道具もなしできれいにするのは、やる前から至難の業と思われた。


そこで、例の人事サービス会社にメールしてみると、『庭師を雇えばいいのよ』と返事が来た。


Latina Gardener(庭師)で、早速インターネットを検索する。 どうしようもない動画ばかり検索されて、目当てのものが見つからない。


そこで、Gardenerの所をイタリア語で検索。


あった(‐^▽^‐)


うちの近くの庭師の会社2件くらいにメールを送って見る。


それでもちょっと不安だったので、会社帰りに会ったアイスクリーム屋の社長さんに、知り合いに庭師がいたら紹介して、と頼んでみる。


で、先週末、申し訳程度に玄関前の草をむしってみたが、30分もしないうちに無理ってことであきらめた。


日にちは過ぎていくが、どこからも連絡なく、困っているうちに、電気の問題が発生。


ついでに、ヒーターも動かないので、どうすればいいのか、不動産屋に聞いてみると、 大家さんがうちに来るとえっ


大変。片付けなきゃ。


と思っているうちに大家さんは、うちまで来て、隣人のクレームを受けたらしく。。


大家さんが草を刈ってくれることに。


昨日、会社から帰ると、玄関前は、すっかりきれいに。 中庭で音がするので、まさかと思ったら、エンジン音を立てながら芝刈り機を動かしているのは、大家さん。


切った草は、大きな黒いビニール袋で、3つ分になった。。。


大家さんありがとう!!助かったよ~


↓これは共有の庭の木になっていた実を、食べてみな、ということで、大家さんがもいできてくれた。ちょっとばっちいけど・・・


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ではまた~