相手の気持ちを察するってこと
こんばんは、maaです。
先日、
片付けるつもりが
つい昔のアルバムを見付けて
完全に手が止まってしまった笑
懐かしい人が目に止まって。
私がとてもとても
大好きな人を失ったすぐ後、
彼はことの成り行きを全て友人から聞いて
すぐに駆けつけてくれた。
辛くて仕方なかった私を
毎日のようにご飯や飲みに
連れていってくれた人。
そんな彼と付き合うのは
その頃あまりにも自然な流れで、
いつの間にか当たり前のように一緒にいた。
ぶっきらぼうで、
けど優しくて温かくて、
私は彼がいてくれたことで救われた。
けど彼には奥さんも子供もいたし
いつまでも甘える訳にはいかないって
分かっていたし、
ずっとは側にいられない彼に
依存してくのは嫌だって思ってた。
彼はずっと私を
妹みたいに可愛がってくれていた
兄貴分の1人だったし、
細くても長くて切れない糸を
選ぶ方がいいって分かっていたから。
何も言わないまんま、
私は彼からの電話に出ないようになって。
何を言うわけでもなく
彼から電話がかかることも
ほとんどなくなって、
いつの間にか2人では会わなくなった。
誰かの言葉や表情や態度や。
そこから何かを察することがある。
言葉とは裏腹な思いや、
敢えてついてくれただろう嘘や。
そこにある、
優しさや愛を否が応でも感じながら、
それでも察してしまって、
そしたらもう
気付かなかったことには出来なくて。
それはどうしようもなく切なかったり、
辛かったり悲しかったりすることがある。
だけどそこに明らかに
自分への思いやりがあることを、
愛があることを感じられるなら。
飲み込むべき言葉も、
飲み込まざるを得ない言葉も、
何にも気付かないふりも、
ただ微笑んで頷くしかないことも、
きっとあるんだと思う。
察するっていうのは
そこに不安の種を見出だしたり
疑いをかけるのではなく、
相手の思いを汲み取ること。
相手への愛があって。
相手からの愛を感じて。
そうやって察して、
感じて、
受け入れることは
我慢じゃなくてきっと受容。
それは紛れもなく
深くて大きな愛。
ただただそこに愛を感じながら、
相手のことも
自分のことも
自分の手ではひっくり返せるはずもない、
起こった出来事も
手の施しようのない状況も
全てを認めて許して受け入れる。
それは本当なら決して
言いたくないし聞きたくない、
出来ることなら見て見ぬふりをして
通り過ぎてしまいたい
「さよなら」かもしれない。
さよならしか選択肢がないことも、
きっとあるけれど。
そしてそこにはどうしようもない程の
切なさや悲しみや、
身を切られるような辛さはあるけれど、
怒りや憤りや恨みはなくて。
言葉や表情や態度がどんなでも、
向こう側には愛かあるって分かってるから。
愛しかなかったって知っているから。
だから。
「ありがとう。」
本当にありがとう。
ただそれだけ。
心からの。
そこに確かに愛はあるし。
あったし。
あなたもそこにありませんか？
本当は。
「愛」
そんな、
切なくて悲しくて
泣きそうなあなたへ
