ウテナを見て、やっぱり90年代のアニメ最高に好き…!ってなったので、ついでにCCさくらを見直しました。

CCさくらはもちろんBlu-rayBOXを持っておりますので、いつでも見返すことができます!!!

ちなみに、個人的に人生の中で1番好きな漫画&アニメがCCさくらとハガレンです。

この2つは私が小学生の時からずっと不動の同率1位です。


久しぶりに見返したらやっぱり最高だったので、心の向くままに良さを語らせてください。

心の向くままですので、ネタバレも大量に出てくるかと思います。

お気をつけください。












CCさくらが好きな理由は何百個もあるのですが、特に好きなところが


①登場人物がみんなかわいくてキュートでいじらしい

②さくらちゃんと小狼くんが好きすぎる

③衣装や絵がかわいい

④みんなに優しく、悪者が出てこない絶対ハッピーエンドがお約束されている


この4点でしょうか🤔

まず①ですが、さくらちゃんはもちろん、登場人物皆が等しくかわいらしいです。

そして、皆いろんな恋や愛のカタチを持っていて、それがいろんな表現に繋がっています。

有名なのが知世ちゃんの「私には、大好きな人が幸せでいてくださることが、一番の幸せなんです」

というセリフですよね。知世ちゃんはさくらちゃんが大好きなのですが、雪兎さんや小狼くんへの気持ちに気づいている知世ちゃんは、さくらちゃんの幸せを1番に願っているのです。

あと、アニメオリジナルでしか出ない苺鈴ちゃんが小狼くんにいうセリフ

「小狼に1番好きな人ができるまで、私が小狼の婚約者!」

もとっても好きです。苺鈴ちゃんがこのセリフを小狼くんに伝えたのがまだ幼いときなんですよね。(多分小学生なりたてくらいかそれ以下の年齢?)

苺鈴ちゃんは基本行け行けゴーゴーの猪突猛進タイプなのですが、実はとっても思慮深い女の子なんです。

こんなに小さいときにも、小狼くんの気持ちを1番に考えて、自分の好きという気持ちを伝えつつも小狼くんの気持ちを尊重できる苺鈴ちゃん……。

二人とも可愛すぎる…

そして、相手の幸せのためなら身を引こうとするいじらしさ…

本当に好きです。

あと、さくらちゃんのおじいさんや園美さんが撫子さんやさくらちゃんを大切にする姿、桃夜くんのさくらちゃんやお父さんに対する気遣い、桃夜くんと雪兎さんのお互いに全てをわかり合っているあの雰囲気…

知世ちゃん風に言うと、

可愛さ満点ですわ〜〜〜!!!

って感じですね。

とにかく、登場人物皆等しく可愛くてキュートでいじらしいのです。


恋や愛のカタチはだいぶ多様化が認められて浸透しつつありますが、CCさくらが連載当初は今よりさらにマイノリティに厳しい世界だったと思います。

この前CLAMP展を見に行った時、CLAMPさんの

「この作品はマイノリティに優しい作品にしようと思って作りました」

みたいなコメントがありました。

子どものとき、リアルタイムで見ていたときは全然それに気づかなかったし、桃夜くんと雪兎さんは仲良い二人、りかちゃんは寺田先生に憧れてる女の子、エリオルくんと観月先生はイギリスで出会った年の離れたお友達、知世ちゃんとさくらちゃんは大親友!みたいな概念のまま見てしまっていて、疑問にすら思わなかったけど、大人になるにつれて、いろんな思いが込められていたんだなって感じます。

でも、そんなマイノリティの思いも優しく包み込んでくれているこの作品が大好きです。



②です。

とにかくこの二人が好きすぎてやばい。

ツバサも見てからCCさくらを見ると、余計に二人は魂同士で惹かれあっているということが感じられて良い。

前のマイノリティの話にもつながりますが、CLAMPさんが

「きっとさくらちゃんと小狼くんはどんな関係でもお互いに大好きになります」

みたいなことも書いていたんですよね。

これを見て、私すごい納得したんです!!!

私、さくらちゃんと小狼くんが、女の子同士でも男の子同士でも、年の差があっても、男女逆になっても、二人が二人である限り絶対大好き同士になるなって思うんです。

それで、その二人を私も大好きになるって確信しています。

それくらい、この二人が好き。

二人がどんな設定で描かれようと、私が二人のことを大好きであることに変わりがないと思えるキャラクターって、そうそういないと思います。

これを書きながらよくよく考えてみたのですが、私この二人が好きすぎて、最推しが20年くらい変わっていないことに気づきました汗うさぎ

推しはたくさんいるのですが、最推しは常にこのペアです…

ハガレンも大好きですが、ハガレンは登場人物が好き、というより物語が好きなので、ちょっと好きの性質が違うんですよね。

とにかく、この二人が好きすぎて、二人が並んでいるだけで生きていて良かったと思えます。



③です。

衣装がかわいい!!!

知世ちゃんがさくらちゃんのバトルコスチュームを作っているという設定なのですが、それ以外の普段着もとっても可愛らしいですし、地味に知世ちゃんのお洋服や髪型が大好きです。

知世ちゃんのツインテール好きすぎる昇天

というか、やっぱりCLAMPさんのセンスが私にブッ刺さりすぎてる……

制服も体育着も全部全部可愛いんですもん……

小狼くんや苺鈴ちゃんの式服も可愛いですもん……

CCさくらに可愛くないお洋服なんて一枚も出てこない……

お洋服のセンスで好きな作品だと他には「学園アリス」があるのですが、CCさくらのお洋服がお好きな人にはぜひお勧めしたい漫画です。

ただ、学園アリスの方は結構重ためな内容になっているので、CCさくらみたいな最後には大団円ハッピーエンドとは言えない部分もあるかもしれません。

注意してください…。

話が逸れてしまいましたが、絵柄やデザインセンス、アニメーションの仕方も大好きです。

柔らかくてほわほわしてる絵柄も、カードさんたちのデザインも、魔法陣のデザインも、クロウカード編の東京タワーの使い方?演出?も、全部好きです。

あと、たまにキャラソンが裏で流れててお買い物したりデートしたりする部分のダイジェストが流れるシーンがあるのですけど、それも可愛くて好きです。

(ちなみにダイジェストシーンで1番お気に入りは小狼くんのキャラソン「気になるアイツ」が流れるやつです)




④です。

もちろん、CCさくらの魅力はお話にもあります。

CCさくらは大きく3編に分けられます。

1つ目が、さくらちゃんがクロウカードの封印を解いてしまい、封印の獣ケロちゃんと一緒にバラバラに散ったクロウカードを集めるクロウカード編。

2つ目が、集めたクロウカードをさくらの魔力で変化させ、自分で使い続けられるようにするさくらカード編。

そして3つ目は、最近のリバイバルブームに乗って昨年まで連載していたクリアカード編です。

今回はアニメについて深く語っているので、3つ目のクリアカード編は割愛します。


さて、クロウカード編では紆余曲折ありながらも毎回最後にはバッチリカードを手に入れたさくらちゃんを拝めることができます。

ただ、何回も不可思議な夢を見たり、不穏な空気感は少しずつ大きくなっていきます。

全てのカードを集めたさくらちゃんは、これで問題解決!と思うのですが、なぜか最後の審判とやらを受けなければならなくなります。

最後の審判とは、クロウカードの正当な持ち主であるかどうかを審査するものなのですが、審判者であるユエはクロウカードの創り主であるクロウ以外は認めないと、さくらちゃんを攻撃します。

一度は窮地に追いやられるさくらちゃんですが、持ち前の明るさと大好きな人たちのことを大好きでいたい、という強い気持ちで、審判者であるユエに

「主人とかじゃなくて、仲良しになってほしいな」

と伝えるのです。

この言葉に心を打たれたユエは、さくらちゃんをクロウカードの正統な持ち主と判断し、無事、災いは免れ、カードもケロちゃんもユエもさくらちゃんの大好きなお友達となったのでした。

こうしてあらすじを説明すると、ユエがなんだか悪者に思えてしまいますが、ユエは自分を創造してくれたクロウのことが本当に大好きで、なかなか新しい主人を認められないだけなんですよね。

そりゃ、クロウは主人であり、父であり、母であるわけですから唯一無二の存在ですよね。

そんな存在がいなくなって、代わりに年端もいかぬクロウよりも魔力の少ない少女が新しい主人だよと言われたら、納得いかない気持ちはよく分かります。

つまり、ユエはさくらちゃんに意地悪しようと思ってしている訳ではないんですよね。

ただ、クロウの存在が大きすぎてさくらちゃんをなかなか認められなかっただけなのです。


さくらカード編も同じです。

エリオルくんという、前世がクロウの男の子が新たな登場人物として出てくるのですが、エリオルくんがさくらちゃんにバレないように、さくらちゃんの周りで度々事件をおこすんですよね。

実は、クロウカードのままだといつか使えなくなってしまうので、新しいさくらカードに変えなければならないという目的があったのですが、、、、。

エリオルくんも好きでいじわるしていた訳ではなかったということです。


とにかく、さくらちゃんが優しい子なので、周りの人たちも皆優しい人ばかり。

善意に満ちた世界で起こることなので、さくらちゃんが悩むことや苦しむこともあるけれど、必ず最後はハッピーエンドがお約束されています。

少女漫画の醍醐味ですよね!

ハピエンは心の栄養ですおねがい





さて、ここまでアニメの話をつらつらと書き連ねた訳ですが、実は、漫画版とは結構話が違っているのですよね。

漫画版の深掘りシーンもあれば、アニメオリジナルキャラの苺鈴ちゃんを加えたアニオリ回があったり…。

登場人物の恋愛関係も漫画と比べてだいぶ淡白に描かれていますし、藤隆さん(さくらちゃんのお父さん)とエリオルくんの関係に言及されてないですし、東京タワーバックに戦うのは漫画だとさくらカード編だし、最後のくまのぬいぐるみ渡すシーンとかも全然違うし…。

挙げだすとキリがないのですが、結構違います。

ここが最近のアニメ化とは感覚や流行りが変わっているところですよね。



基本的に原作は重視したいですし、原作があってこそのアニメであることは重々承知なのですが、実は私、圧倒的にアニメの方が好きです。

というのも、私CCさくらはアニメから見始めた人間でして…。

当時、リアルタイムで見てて、さくらちゃんが大好きになって、大きくなってから原作漫画を買って読んだので、どうしても原作の方に違和感を感じてしまうのですよね汗うさぎ

なので、今回はアニメを中心に語らせていただきました。


ただ、CCさくらは脚本に大川七瀬先生(CLAMPのお一人でストーリーはすべてこの方が考えているそうです)が関わっていることあり、違和感なく、むしろ漫画を補填しながら進んでくれているので、ただのアニメオリジナルではないんですよね…!

そこがCCさくらの隠れた魅力でもありますよね…!




さて、本当に心の赴くままにCCさくらについて語ってしまい、だいぶ長い文章になってしまいましたが、こうやってまとめると、さらに好きな気持ちが深まって良かったです。


仕事の方がまた繁忙期に入るので、今度はクリアカード編を見て癒されようと思います。