何日か前に、突如我が家の流し台にやってきて、私に熱湯浴びせられバタバタしていたクワガタが、朝、起きたらいませんでした。

相変わらず、プラスチックの入れ物に、流しの排水溝用ネットを被せ、口のところは洗濯ピンでしっかり止めてあったにもかかわらず、朝起きたらその姿が見当たりません。
 
ええええええっ!!!
何で???

そのあと、ネットもしっかり閉じられていることを確認し、どこも、穴も開いてないことも確認し、周りをいろいろ探し回って、頑張って掃除したにもかかわらず、見つからない・・・

再び

ええええ~~~~!!!
何で?????
どこいったの???

もともと、初めから、いつ、どこから来たんだろうとは思っていたものの、
結構可愛がっていたんだと改めて自覚…

主人に「クワガタちゃん朝逃した??」ってメールで聞いてみたら、
「何の話や?触ってへんで…」との返信…

ますます不思議に思って至る所をチェックするも見つからず…

娘たちが、洗濯物の中にいたとかない??というので、
あわてて洗濯機と洗濯物をチェック!
幸いにも誤って洗濯してしまった気配はありません。

夜、主人が帰って来て、気になったのか、もう一度、そこいら探してくれたんですが、やっぱり見つかりません。

クワガタは夜行性だし、夜中にまたこっそり出てくるかなあ?
と思い、例のプラスチックの入れ物に、砂糖水のシロップを作り、
蓋を開けて置いといてあげることにしました。

でも、本当、一体どうやって抜け出したのでしょう??
そして、どこ行っちゃったのかなあ??

謎は深まるばかりです。



毎日、せっせとお散歩しながら、足腰を鍛える訓練に励んでいる義母です。
今日は近所の神社まで出かけました。

我が家は新興住宅地として山を切り開いてできたところの一画なので、
周囲は土地が、平坦ではなく、坂道が多いところです。
勾配もそこそこあり、足腰を鍛えるにはいいコースかもしれません。

神社は地元の山手の方にあり、お花の好きな義母は、いろいろ花の説明をしてくれながら、二人でのんびり散歩しました。

この家を建てて、早30年、ということはここに30年住んでいるということなのですが、こんなにのんびりこの辺を歩いた記憶がありません。

若い時は子育てに追われ、つい最近まで、毎日仕事に追われ、自分の家の周りを散歩する時間なんて、全くありませんでした。

だいぶ足腰強くなってきた義母は、山道をゆっくりと散歩し、神社の石段15段も登り、ゆっくりと神社を一回りして、帰ってきました。

義母はこれだけ歩くようになると、自分がどのくらい歩いたか万歩計が欲しいと言い出しました。
以前持っていたものを、外し忘れてズボンにくっつけたまま洗濯して、壊してしまったとのことで、買いに行きたいと言いました。

そこで、お昼ごはんを食べ、昼から近くのモールにある電気屋さんへ、万歩計を買いに出かけました。

だいぶ歩くことに自信を持ってきた義母。お店の中をウインドーショッピングしながら歩くのは楽しいと、積極的です。

そのモールは二階建ての地下駐車場という、広さもそこそこのかわいいモールで、そんなに混んでもないし、お散歩にはもってこいだと思い、出かけました。

地下の駐車場に車を駐めて、まず1階まで…

私は何も思わず、エスカレーターで登ろうとしました。
ところが、エスカレーターは当然のごとく動いています。しかも、年寄りのスピードには結構速い!
手はベルトを持って…ってベルトは動くし足はスッと出ないので乗れない!
もう少しで、転倒するところをキャッチ!抱えました!!

はああ・・・、びっくりした…

日頃遅いくらいに感じ、動いてるエスカレーターをさらに登っていくというのが普通だった私は、初めて、意外に速いエスカレーターのスピードと足の遅い老人の乗る難しさを感じました。

それでも、義母は結構根性があるのか、もう一度登りのエスカレーターにチャレンジし、どうにかこうにか2階前上がり、念願の万歩計を手に入れ…

さて、帰り。

下りのエスカレーターは登り以上に落ちそうになり怖いらしいです。
それでも、頑張って2階から1階までチャレンジしましたが、本当に怖かったらしく、最後、1階から地下の駐車場までは階段となりました。
下るということは、上から見てると、頭から墜落しそうな気持ちになるんでしょうね。
でも、実際は、足をすくわれたようになる感じで、ベルトを持っている手は勝手に進むのでつんのめったようにもなるし、手と足と体の位置関係がバラバラになり、どうやって立っているのかわからなくなるらしく、そら怖いかもなあと思いました。

老人介護、なかなか難しいですね。

夜、義母は仕事から帰宅した主人に、エスカレーターは怖かったと一生懸命説明していましたが、気持ちが先走る義母の説明を主人は???な感じで聞いていました。
そして、生返事をしながら、万歩計の電池をセットして、ちゃんと作動するようにしてあげていました。

そらおばあちゃん、気持ちはわかるけど、物事もう少し段取り良く説明せな、普通に乗れる人間にはわからんへんよ・・・







義母が、退院しました。

いつも突然先生から言われる、「ぼつぼつ退院します?」の一言。
この言葉を聞くと、義母はすぐにでも退院したがります。

気持ちはわかります。
誰でも、病院にずっといるよりは、退院してもいいなら退院したいと思うのは、当たり前でしょう。

いつもなら、喜んで連れて帰るのですが、
今回は家族全員が少々頭を抱えました。

前述「おばあちゃんの入院4」で書いたように、相変わらず義母の足腰はすこぶる弱っていて、自分の身の回りの処理が、なかなか自分で出来ない状態にあったため、退院後、義母をどう介護するかということが問題になりました。

普段義母は、独身の次男と二人暮し。
当然次男は昼間お仕事です。
ということで、義母は昼間、一人です。
私の家から義母の家まで、高速道路を走って1時間くらいかかります。
この足腰の弱りきった義母を一人放っておくことはちょっと難しいだろう…
だが、どうする??

義母は退院して自宅に帰ったら、今までのようにごはんの支度も何もかもさっさか自分でできる気満載です。

そんなことあるかい!!

主人が一喝しました。

病院の看護師さんが、介護保険の申請を提案してくださったので、
審査が通るかわからないですが、とりあえず、申請を出すことに
しました。
それでも、審査があったり、訪問面談とかがあって、なかなか介護保険の認定が降りるのにも時間がかかるとのこと。
おまけに義母の様子で、介護保険の認定が降りるかどうかもわかりません。

主人と私と義妹で相談して、義母を我が家で預かって、足腰を鍛え、ある程度普通に動けるようになったら自宅に帰らすことにしようかという結論になり、退院させ、我が家に連れてきました。

我が家にいる間は、少なくとも家事をする必要がないので、
とりあえず、自分の身の周りだけなんとか頑張ってもらっています。

毎日、お天気がいいので、これ幸いと、せっせとお散歩に連れ出して、とにかく歩くこと、段差を登らせること等、足腰強化訓練が始まりました。

その甲斐あって、自分で立ち上がり、おトイレは一人でで行けるようになりました。

問題はお風呂です。
湯船に浸かるのが意外と大変。
お風呂の椅子を高いのものにかえ、立ち上がるのは何とかがんばれるようにはなりましたが、足を上げて湯船に入るのは、なんとなく危なっかしく、まだ、一人で入るには怪しい状況です。
でも、お風呂大好きな義母にとっては、楽しみの時間の一つ。
今は私と一緒に入っていますが、もう少し、一緒にお風呂に入ってあげるか、見ててあげないと危険かなあと思います。


人間できるだけ、人のお世話にならずに自分のことは自分でできるに越したことないとは思います。
そのためにも、わたしも今うちから足腰だけはしっかり鍛えておこうと思います。
ボケるのも嫌なんで、脳みそもしっかり使わないとと思っています。

最後になりましたが、おばあちゃんの退院後を心配し、親身になって一生懸命相談に乗ってくれた看護師さん、本当にありがとうございました。

次回また、外来で病院に行く時に、受診後にでも病棟に上がっていって、元気に歩けるようになったおばあちゃんの姿が見せられるいいなと思っています。