屋根の形はいろいろあるが、中でもログハウスでは切妻型が圧倒的に多い。
形は棟から両側に勾配屋根が広がる、2つの面を組み合わせた形状である。
ログハウスにおいて切妻型が多く使われるのは、シンプルなシルエットが気に入られているということもあるが、もうひとつ大きな理由があるようだ。
日本では、簡単には総2階建てが建てられず、2階部分はロフトという形でしか利用できないことは、これまでも触れてきた。
したがって、ロフト部分をより有効に活用できる方法が施されるが、中でも切妻型は、ロフトの体積が大きく取れるというメリットがあるため、よく使われるではないかと思われる。
デザイン的には、妻側のトラスもしくは小屋組みの三角形の構造体がむき出しになり、これが1階のログウォールの風合いとマッチし、単純な屋根のシルエットと組み合わさせることで、ログハウスらしい力強さが生まれている。