慣れない生活のペースにひどく疲れると、自分がその日一度も心から笑えていないことに気づく。

子どもの笑った顔を見てると無性に抱きしめたくなり、それと同時に私はいつから笑うことを忘れてしまったのだろうと不安になった。

なんだかもう久しく笑えていないように思う。

なんとなく、心の危険を感じネット検索するといい答えは見つからず、むしろ危険を知らせる言葉たちばかりが私の頭を占領する。

このままではまずいと心はまた焦る。

なんのために私は夫の海外赴任に付いてきたのか。
サポートするために来たのであって、病むために来たのではない。

完璧主義を求める性格が自分を苦しめていることも頭ではわかっている。

イギリスのキャサリン妃もいつかのスピーチで言っていた。
"母親"であることのルールブックは一切なく、正しい答えも間違った答えもありません。家族の世話をするために最善を尽くすだけです。何が正しいのかわからない状態で、私を含む多くの母親たちは時に自信を喪失し、自分が無知だという感情に苛まれることになるのです」

何を大切にしてるかで、もっと心は軽くなるんだろうか。

芯のしっかりした人間になりたい。