(ブログを挙げた順番が前後します。「迷いと決断②」の続きで、「痛み止めの薬」や「初めての救急車」の前になります)


標準治療終了を告げられた後、局所治療を考えました。
再発後一年以上経っても、肝転移しかない、数も4つと変わらない、ということがあったからです。

しかし、あちこちで適応ではないと断られました。時間がかかりました。紹介状を書いてもらい、予約とって、診察。
諦めていたところで、QSTの先生から教えてもらったクリニックがあり、そこで、ラジオ波焼灼療法という治療をすることになりました。

診察(3月下旬)

造影剤CTをとりました。
4つあるので、一度では難しい。一番大きいのからやりたいが、肝臓からはみ出そうなものがあるので、まずそれからやりたい。当日決めます。ということでした。




一日目(4月上旬)

肝動脈塞栓術、TAE。

クリニックには血管造影室がないため、別の病院で医師や看護師が出張し行います。途中で別の階への移動もありました。

右の足の付け根からカテーテルをいれ塞栓をします。局所麻酔です。終わった後は、介護タクシーでクリニックへ戻り、安静時間。入院設備がないのでホテルへ戻り食事。ここまでは元気でしたが、急に気持ち悪くなり、じっとしていられない気持ち悪さが一晩続きました。教えられていた訪問看護師に電話しましたが、「水飲んで」といわれ、飲んだら吐いてしまいました。吐き気どめの薬を持参すればよかった。


二日目

ラジオ波焼灼療法 RFA

今日が本番です。CTを用いたラジオ波治療は正確に治療ができるそうです。CTで腫瘍の位置を確認しながら電極針を刺入し、ラジオ波による熱で腫瘍を破壊する治療法です。先生が来る前に薬が効いて、次に目が覚めた時は、クリニックの廊下でストレッチャーの上で寝ていました。気持ち悪さと痛みがあり、「痛い」「気持ち悪い」と言っていると、追加の注射。しばらく休んでホテルへ。

夫の話では、みぞおちの辺りにある飛び出そうなものと、右の小さいものと二つ焼灼したということでした。


三日目

ホテルで過ごす。気持ち悪いのと痛いのとで動けない。


四日目

造影剤CT→診察

数値が良かったので2つ焼いたとのこと。

しっかり焼けました。

ただ、後一つの大きいものとそれにくっついているのを早く焼いたほうがいいらしい。大きくなるスピードが速くなっている。5月にやる予定。


あと一回で目に見える癌が無くなる!