カナダ政府が国境閉鎖を決定して
オンタリオ州首相が緊急事態宣言を発令して
混乱が混乱を呼んでいる。
カナダ国民と日本人留学生の間の温度差を
感じずにはいられない。
また、日本人留学生の間でも2つの異なる反応が見られた。
オンタリオ州での緊急事態宣言。
不要な外出は控え、3月末までの自宅待機を要請。
生活に欠かせない施設(スーパーマーケットや薬局など)以外は全てクローズしている。
電車やバスなどの公共交通機関は運行はしているものの、ほとんど人は乗っていない。
人々は真剣に事態を受け止めている。
一方日本では、
毎日の様に報道はされ、少なからずの変化はあったに違いないが、
周りを見渡せば人々は当たり前の様に交通公共機関を使用し、職場に向かい、お店も通常営業。
今回、緊急事態と聞いてどれくらいの留学生が、それを真剣に受け止めたのだろう?
日本ほど災害の多い国で、毎年あれだけの緊急事態に直面してきて
尚且つ、日本の現状についての情報を保持している中で
今回のこの緊急事態宣言を真剣に受け止められない人がいても仕方ないと思う。
オーバーリアクションだと捉える人がいても不思議ではないと思う。
これが反応①
余談だが、そもそも日本で
「政府」の発令を真剣に受け止めている人は、どれくらいいるのだろうか?
話を戻す....
ここから反応②
その国にいるならその国の対応に順応すべきだと、わたしは思う。
ただ「留学生」という立場で、しかも英語で情報を得るというのは
そう簡単な事ではない。
留学に行くと決めたなら、それくらい覚悟していけという意見もあるかもしれないが
そう言えるのは、その状況を経験した事がない人ではないだろうか?
やはり、入手出来る情報が限られていると思う。
そこから判断しようと思えば、想像に想像が膨らみ
パニックになる留学生がいるのもうなづける。
昨日、オフィスが出入り禁止となる数時間前、
一人の日本人女性が泣きそうな顔でやってきて、人を探していた。
その時点でオフィスに人はほとんど残っておらず、
探し人も見つからなかった様なので話をきてみる事にした。
彼女は、国境閉鎖と緊急事態宣言を受けて
友だちや日本にいる親と話をして、帰国するのが最善のという結論に至ったらしい。
理由としては
・親が心配している
・感染が心配
・緊急事態宣言で働いていたレストランが休業となり、収入源がなくなり不安
だが、いざ蓋を開けてみると、帰国便の運行状況が定かではなくチケットの購入が難しいとのことで
帰国したいがどうしたらいいのか?と言う事だった。
そこで質問をしてみたところ、
あと2ヶ月は働かなくても生活出来るだけの資金と
必要があれば両親からの援助も受けられる
10月まで滞在出来るビザと
ビザが切れるまでの期間の海外旅行保険には加入している
とのことだった。
娘が近くにいないご両親の心配も
異国の地での予期せぬ出来事にパニックになるのも理解が出来る。
でも、どんな状況でも
’ある’にフォーカスすれば、どうにかなるのではないだろうか?
今後コロナウィルスがどうなっていくかなんて
誰にも分からない。
国境がいつ開放されるかも
誰にも分からない。
飛行機がいつキャンセルになるかも
誰にも分からない。
誰にも何も分からない。
唯一確かな事は、自分だけが
自分にとって最善の判断を下せるという事。
政府でも
エージェントでも
友だちでも
親でも
他の誰でもない
自分だけ。