大学の時、一般教養の授業の一つ「日本語表現法」で知った詩人に相田みつをともう一人、
星野富弘がいます。
不慮の事故で手足の自由を全く奪われた著者が、長い闘病の中で詩画に楽しみを見出し、その想いを花にたくして、筆をくわえてつづった心の軌跡(オビの文章の原文まま)
詩画という、星野富弘の場合はいろいろな花の画に言葉が添えられているんですね。
言葉に画が付いたのかもしれません。
僕が、この本『風の旅』の中でも好きな
この本の最後に収められている
たいさんぼくの花の絵に添えられている詩。
ひとは 空に向かって寝る
寂しくて 空に向かい
疲れきって 空に向かい
勝利して 空に向かう
病気の時も
一日を終えて床につく時も
あなたがひとを無限の空に向けるのは
永遠を見つめよと
いっているのでしょうか
ひとは
空に向かって寝る
たいさんぼく(1979)
たまには穏やかに空を見上げましょ![]()
星野富弘『風の旅』
1982年、学習研究社
