治療業界の現状 60
痛みに関する治療の現状 ⑤ ① 腰痛は老化現象なのか? 骨の変形(椎間狭小・骨棘形成)ーー年齢が進むにつれて増えていく 腰痛の初発年齢ーー初めて腰痛を経験する年代 30代ー40代ー20代ー50代ー60代ー70代以上の順となる 腰痛の保有率ーー現在腰痛があるか? 30代ー40代ー50代ー60代ー70代以上ー20代の順 この結果から、腰痛は加齢に伴って増えてはいないことを示しています。 ② 骨格に異常があるから腰痛が起きるのか? 「腰痛症」は画像診断で異常が見つからないが、慢性痛がある場合の診断名だが、骨・関節に異 常がなくて、なぜ痛みがあるかについての説明がないことが多く、湿布と痛み止めを処方されて 「様子をみましょう」ということになります。椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症があっても、痛み がない方も多くおられます。