①「主張が強すぎない。」
というのが、
採用の理由だった。
今思うと、笑える。
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いろいろ思い出すわ。
職活してたときのこと。あえて就活とは言わない。自由を求めて、「職活」してたから笑
この街で。
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毎週ハロワで求人探しながら、結局80~110枚くらい印刷したかなぁ。
見てるだけで結構楽しかったし、いろいろ想像膨らんで満足してたけど、さすがに生活困難になるほど間があいちゃってた1年前の夏。
その一枚の求人票は、
まず「切り捨て」に入ってた。
50枚、30枚、15枚、10枚…と選別しながら、”あと5枚”にしたとき。
何を思ったか、突然これまでの100枚近くを全部見直した。なんでだろう。何か気になったのかなぁ。
あ、やっぱりここ。と、事業内容に惹かれてた。
その「切り捨てた一枚」を拾って、次の日ハロワに相談しに行った。ここ、受けたいんですけど、って。そしたら、
「まだ、だれも応募してないですよ。」
ほう。
とりあえず、履歴書を書いて、即座に面接日が決まった。まぁ、ほかも後から受ければいいし。と、軽い気持ちでいた。
当日わたしの一番嫌いなスーツを着て、浜松町に向かった。そう、浜松町。
店を辞めてから、なんの偶然か、浜松町の飲食店で2ヶ月だけ働いてた。今考えると、本当にちゃんちゃらおかしいぜ笑
だって浜松町なんて家から遠すぎる印象だったから、120%許容範囲外だったはず。なのに。一番最初に来たのはココだった。
「今月中にお返事します。」
と、面接の人に言われた。とりあえずその間に何個か受けようと思った。
が、そのアテは見事に外れた。「今月中」はあと半月もあったのに、結果が来たのは、次の日だった。
おー、なんと。
こんな人間でいいんだ。って、そんな気持ちが強かった。なんか申し訳ないなぁって、妙な気持ちもあった。
その面接してくれた人たちが、あまりにも素晴らしい人間だって一瞬でわかったから。今まで出会ったことない「真人間」だったんだよね。小規模だし人数は少ないけど、こんな人たちがいる会社はきっと素敵だろうと思った。
なにしてんのかよくわからない正体不明な会社といえど、全体的な魅力がハンパなく漂ってた。
なんせ掲げてるのが、「写真と美術と教育」だもの。こんな素晴らしい環境あるかよ。
うん、やっぱり素敵だった。笑
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結局面接の翌週から働きはじめ、
早1年。
仕事出来なくて悩んだこともあったし、仕事があんまなくて悩んだこともあったし笑、人間関係うまく出来るか不安だったこともあったし。
でも一番は、パニック起こしちゃって、もう会社辞めなきゃいけないんじゃないかと思ったこと。一番辛かった。
「外に出られなくなるかも」
っていう恐怖に勝てないと、電車なんか、二度と乗れない。だから頭と身体と心がクセつく前に、薬でごまかして、「とりあえず休め」と言われたけど会社に行った。正直なにを言われるか怖くて、目を見れなかった。
あの日面接をしてくれた二人は、今は一番近い上司。遅刻してきたわたしを会議室に呼んで話を聞いてくれた。
「仕事のこと、心配しなくていい。なにより健康第一だから。今後はそれも含め待遇考えていくつもりだから、大丈夫。」
これからもずっとここで働きたいです、って言ったら、こちらこそ、よろしくお願いします。と頭を下げられた。なんなのこの人たちは。まともに出勤できてなかった人間に対して、こんなあったかいなんて。
情緒不安定とかじゃなく、涙が出そうになった。
ありがとうございます。本当に。
たぶんいま、わたしの一番の安定は、この街のこの場所にあるんじゃないかと思う。
初めてのオフィスライフは、
想像以上に、楽しくて、嬉しいです。












