結婚指輪

別居中にあなたから送られてきた。

あなたの離婚の意思。

あの時、、、私は自殺の寸前に至った。

あの時、、、死んでいれば良かったんだなって、今も後悔してる。

そしたら、こんなに苦しみを抱えて生きなくてもよかったんだ。


手紙

結婚前、私の出勤前にくれた手紙。

今も忘れない。

電車に乗って読んだあの手紙。

「あなたと一緒でなければ駄目。どんな風景も、どんな音楽も芸術も、あなたと一緒でなければ意味が無い」

中央線の電車で、感動して涙がこぼれた事、今も忘れない。

それなのに、、、

いやだよ

いやだ


あなたとの思い出が少しずつ私の中から消えていく・・・

こわいよ

悲しくて今も涙が止まらない。


このまま、このまま記憶を留めていたい。


私が打ったメールを見て・・・

イブ、クリスマスは指定の時間、場所で待っているから。

プレゼントを渡したいとか、そんなのじゃないの。

あなたに会いたい。そして伝えたい。ただそれだけを・・・


"ずっと愛してる"



うちに猫達は元気に育ってくれていて、もう4ヶ月になります。

最近猫缶を与えは始めたら、カリカリを食べない・・・。

これはいかん。

ってことでしばらくはあげない。

やっとここまで大きくなると、別れた妻が連れて行った二匹の猫を思い出して止まない。

今の子達はもちろんかわいい。

帰ると、ずーっとついて来ては甘える・・・

椅子に座り二匹を抱っこしている時、本当に心が癒される。


でもまだ、思い出す。

なぜまた二匹のメス猫なのか、、、

この子達を見て過去を思い出す為だろうか・・・

なんて酷い人間なのだろう。

たくさん可愛がってあげないと、命を預かったのだから。
前回の回想は、妻のおばあさんが亡くなったところまででした。

2006年3月

交通事故にておばあさんが亡くなられ、葬式に行った時の事。。。

費用は妻の父が全て負担、段取りをした事は後に知った。

式に行くと妻の叔母がいらっしゃり、いきなり「あなたがサエコさんの旦那さんね。報告も何もなく結婚してこんな所でご挨拶とはねぇ」・・・と。

確かに、私達は式も挙げていなければ、親戚にもご挨拶には行っていない(私の親戚はお祝いを兼ねて地元で祝宴を開いてくれた)し、電撃的な結婚だったから、返す言葉も無い。。。

彼女の家系・・・実は結構なお金持ちで、彼女の両親と父方の兄弟が非常に仲が悪い。なんと言っても相続の話が大分こじれていると私は聞いていた。だから彼女の母親と叔母は特に仲が悪く、皮肉の言い合いになっていた。

おいおい・・・今、人が亡くなったんだよ・・・やめてくれよ・・・と私は気まずい雰囲気になっていた。

彼女の父は長男にあたり、そのような争いに同じく嫌気がさしているようであった。

正直、私は彼女の父を尊敬している。人として素晴らしいと。

しかしまぁ、私はその場を耐え忍ぶ事と、妻の事を気遣うことで精一杯だった。

式の最中、叔母の息子さん達ですか、同じくらいの年代の人達がずらりと揃いも揃って座り方もだらしないのなんのって・・・(早く終わらないかなオーラが・・・)

私は一番前の席でただ一人(だったと思う)、背筋を伸ばし座り続け紳士を通した。

そういう所を妻の両親はしっかり見ていた。式の後にお褒めを頂いた。

当然ですけど・・・

とは言っても余計な力が入っていたのか、その後1週間以上、肩に痛みを感じていた。今考えても情けないねえ


とにかくあんなドロドロした家族関係は嫌だなと心底思った。


数ヵ月後、そのほとぼりも冷めて彼女の実家に遊びに行く機会ができた。

妻とその母、妹、でカラオケ等に・・・

居場所が無いでしょ・・・

                          ~つづく~