北海道旅行~札幌国際芸術祭2014その5~ | 乙女とオッサンの狭間

乙女とオッサンの狭間

女性の皮をかぶったオッサンです

20140915

さて。芸術祭ブログはひとまずラスト。

最後は札幌駅前通地下歩行空間・チカホです。
札幌駅から大通駅までの地下通路でも芸術祭の展示が行われています。

派手な展示をしているわけではないので、もしかすると気づかずに通り過ぎてしまうんじゃないのかなー?って思ったり。

ここでも坂本龍一+真鍋大度の作品が見られます。

中でもエキソニモの『DesktopBAM』という作品がとっても面白かった。
色んな音声や音源をデータに取り込み、ソフトを使ってパソコン上でカーソルが演奏(クリック)していくものなんだけど、デジタルな中にアナログが感じられてそのバランスがまさに現代社会の姿なのかな?って勝手に解釈しながらも楽しく見ていました。

ここまでくると、ほぼ写真を撮っていない・・・。
というのも、駅の地下通路ということもありお客さんがたくさんいて写りこんじゃうから控えたんだけど、うまい撮り方あったんじゃないかと東京戻って来てモヤモヤ。

あと、こういうイベントもありました。



以下、サイトより。
「BLIND BOOK MARKET」とは。思い出の本との、新しくてすこしたのしいお別れのしかたです。もう手元には必要なくなったけれど、捨ててしまうのも売ってしまうのもなんだか寂しい。そんな本はありませんか?そんな時は、その一冊に対する感想や思い出とともに、「BLIND BOOK MARKET」にお持ちください。持参された本はカバーで覆われ、タイトルも、作者も、表紙のデザインも、書き出しも、なにもわからない本になります。しかし、あなたのその一冊に対する想いが、だれかとの出会いを導きます。カバーには、その一冊とあなたのエピソードを書き込みます。次にその一冊を手に取るひとは、あなたの想いだけをたよりに新たな本と出会います。自分の一冊と、その本との思い出を引き換えに。あなたの思い出や気持ちを、本と一緒にバトンタッチしませんか。



手持ちに読み終わった本がなかったので交換することはできなかったっけど、みなさんが書いたメッセージを読むだけでも楽しかった。

こういう参加型のプログラムがあると、芸術祭に興味がない人にも知ってもらえていいなあって思いました。

これらのほかにも北海道庁へも行って来ました。
赤レンガのクラシックな建物がとてもステキ!

5つの芸術祭ブログを書くにあたって今回オフィシャルガイドブックを復習の意味もかねて読んでいたけど、やっぱり開幕前に出版するからすべての展示を網羅してるわけではなかった。
仕方ないとはいえ、目玉であるアーティストばかりの記事が目立ってる印象。
もうちょっと多くのアーティストと作品を紐づけて解説してもらえてるといいのになって感じたのが正直なとこです。



もちろん、中身はボリュームたっぷりで楽しく読んだことに変わりはありませんでしたよ。





今回2日かけて芸術祭を駆け回ったけど、スタンプコンプならず。
広いよ北海道!!