うえまさのニッキ


 殿岡温泉は長野県の飯田インターから数分のところにあってアクセスが良い。24時間営業なので、高速で遠距離移動する際の中継地点として非常に便利である。今回、栃木、群馬といった遠方への旅行だったので、一気に行ってしまうのは困難と考えここを中継地とした。



うえまさのニッキ


 場所だけで選択したので温泉としてはあまり期待していなかったが、これが良かったのかも知れない。アルカリのとても柔らかいお湯で、疲れた身体には心地よかった。しかも、ぬる湯があるのはありがたい。(僕はぬる湯の長湯が大好きである)ここの源泉の使い方はユニークで、一旦たまり湯に貯めてそれを浴槽に掛け流す。源泉の温度はやや低いので、そこは源泉掛け流しの低音槽になる。たまり湯はまた、かかり湯、上がり湯に使えるので源泉を思いっきり浴びることが出来る。なんて素晴らしいんだろう。


うえまさのニッキ

 アルカリ泉の特徴というか、湯温が高い方がヌルヌルを感じる。高温浴槽の方ではかなりのヌルヌルを感じることが出来た。入浴した時間が夜中の3時だったので、浴槽一人ぼっち、誰にも気兼ねせず静かにお湯に浸かれたのが一番の贅沢だった。それにしてもPH10.1はアルカリ泉の中でも驚異的である。



うえまさのニッキ