$うえまさのニッキ


 高校時代~大学時代と音楽をやっていて、もちろん、その録音もしていた。現在と違って音の記録はカセットテープが主流だったので、専らそれを使っていた。オリジナル曲の自己演奏、バンドの練習や本番録音、コンサートなどのライブ等テープに保存した。その数70~80本になる。30年以上を経て久しぶりに聞こうにも、もはや再生する機器がなくなっているのに今更ながら気が付いた。しかも、30年もたってまだ昔のテープが聞けるか?(保存状態は決して良好ではないので。)せっかくの自分の軌跡でもあるので、何とか残そうと考えた。いろいろ調べていくうち、カセットテープを簡単にデジタル化できる機器(アレシス Tape link USB)にたどり着いた。


$うえまさのニッキ


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 手始めに、平均的な録音状態であろうと思える曲から始めた。「夢中が盲目をさそう」と言うオリジナル曲で、O氏(ギター)、Y氏(ドラムス)と僕(ベースとボーカル)と3人で録音したものである。後で、ヴォーカルを重ねてヴォーカルのみダブルトラックになっている。スタジオの表記があるが、実はY氏の自宅の二階であった。ギターアンプはあったがベースアンプは無く、ステレオのスピーカーから出力していた。ドラムの置いてあるとこらから離れたところにカセットデッキを置いての一発録音だった。それを考えればそれなりによくできていると思う。