山暖簾は佐世保市にあると言っても、佐賀県の県境に近い。帰りは佐賀県の有田町、武雄市を通って帰ることになる。昼食には唐津まで行って呼子のイカとも思っていたが、武雄には井手ちゃんぽんがある。井手ちゃんぽんはO本さん一押しのお店でもある。O本さんは仕事柄よく九州に来るそうで、ここの井手ちゃんぽんはいつも食べる、絶対美味い、と本当に美味しそうに熱く語るのである。そこまで言うなら一度は食べてみたいと思うのが人情であろう。




うえまさのニッキ


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有田町に行ったついでに、普段使いの陶器を買おうと思った。今回はうどん丼、とカレー皿。予め調べていた「有田陶器の里プラザ」に行く。然し、お盆も過ぎた平日とあってか閑散としている。陶器市が定期的に開かれているようだがこの日は静かな様子。お店に入るのも勇気がいるようで暫くぶらぶらしていた。意を決して一軒のお店に入る。有田焼は最もポピュラーだからそんなに奇を衒う様な品物はない。陳列してある中で、ある丼が目に留まった。シンプルの中にも上品さがある。よしこれだ!と思って値段を見ると2000円ちょっと。値段も手頃だ。ブランドが「Fuccino」。なんで英語なんだろうと思って調べたら、究極の業務用食器の会社だった。物は良い様だったが、なんとなく複雑な気分になった。




うえまさのニッキ

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国道35号線を武雄に向けて走っていると、「有田焼のデパート丸兄」と言った看板がやたら目につく。どうせついでだからと思って、ここにも寄ってみた。


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入り口からは観光客用?のやや高額な食器類が並ぶ。が、下へ降りる階段があって階段を下りていくとそこには自社ブランド品や、B級品などと言った格安の物が置いてあった。実はここが一階で入り口は2階のようだ。そこで見つけたのはカレー皿と言うより、皿うどんなんかよさそうだった。




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有田から武雄までは車で20分ほど。武雄にはゆめタウンがあって、ご当地物のお土産を買うことにした。なんと、ここにイカしゅうまいがあるではないか!普通に売っているんだと言った感動もあった。今度来たときは呼子のイカは外せない。



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丁度喉が渇いてたせいもあってか、お茶の前田園の地元産の冷水パックが無茶苦茶美味かった。早々に購入。家でも飲んだが、やっぱり麦茶、ウーロン茶より冷たい緑茶が一番うまいと再認識した。





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武雄温泉は竜宮城にある様な朱塗の楼門がある。武雄温泉の象徴的建物でそのインパクトは強い。門は車では通れないので、右側から迂回して中へ入っていく。駐車場は20~30台は停められるようだ。武雄温泉は元湯、蓬莱湯、鷺乃湯の3つの共同浴場と、殿様湯、家老湯、柄崎亭の貸切湯がある。殿様は鍋島氏である。殿様が入っていた温泉は名湯が多く、時代が時代なら決して入浴できない風呂である。殿様湯に入ってみたかったが、今回は元湯に入ることにした。





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(元湯入口)


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(蓬莱湯入口)



元湯と蓬莱湯は本館の入り口から入っていく。入り口には券売機があって、そこで券を購入して受付に渡す仕組みだ。券売機の上には元湯と蓬莱湯のぬる湯とあつ湯のデジタル温度計があった。元湯のぬる湯で41.9℃とは、結構熱い。あつ湯に挑戦してみたが、足をつけただけでこりゃかなわんと思ってしまった。他に3人いたが、あつ湯に入る人は皆無だった。ぬる湯は熱めだったが、程よい感じであった。ただ夏の暑い時期はもう少し温度を下げてもらった方が良いかも知れない。湯上りには汗が噴き出して往生した。






うえまさのニッキ


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お湯はアルカリのぬるぬるを若干感じる柔らかい感じのお湯だ。給湯口からドバドバと湯船にお湯が注ぎ込まれ、オーバーフローしている様は一見かけ流しのようだが、実は循環、加水、消毒の3拍子温泉。だが、あまり塩素臭は感じなかった。



うえまさのニッキ


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元湯には5号源泉、6号源泉の2種類の分析表が掲示してあった。 6号源泉は成分総計829.4㎎で5号源泉(766.3㎎)より若干成分が濃い。成分総計が1000㎎を超えればNa-炭酸水素塩泉と名乗れるところだ。湯感は十分、Na-炭酸水素塩泉の特徴は出ていたように思う。PH8.2は弱アルカリ泉になる(PH8.5以上でアルカリ泉)。







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井手ちゃんぽんは武雄北方I.C.からすぐ近くの所にある。お昼時だったのもあってか、店内は満員で、入り口に行列ができていた。それでも客の回転が良いのか10分もすれば店内に入れた。サラリーマン、家族連れ、肉体労働者風、若者(ヲタクとまでは言わないが)様々な人がいる。こういった様々な階層のお客が来るお店は万人受けするお店だ。期待が膨らむ。




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ちゃんぽんのメニューは特製ちゃんぽんと普通のちゃんぽんが基本になっている。特製ちゃんぽんはきくらげ、卵入りとの事。特製ちゃんぽんを食べたが、あまりきくらげと卵のメリットは感じなかった。野菜大盛りのほうが良かったような気がする。




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(特製ちゃんぽん)




普通盛りのちゃんぽんでも、女性や子供には量が多いかも。娘が「食べても食べても減らない。」とこぼしていた。ちゃんぽんはボリュームが勝負ってところもあるから。



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(ちゃんぽん)




味は豚骨スープが絶品。あっさりした中にすごいコクがある。野菜の甘みと絡み合っていくらでも食べられる。O本さんお勧めの理由が分かるような気がした。武雄に来たら、武雄温泉と井手ちゃんぽんは絶対お勧めですな。





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