宮崎の口蹄疫が流行していた頃、最高責任者の赤松農相が外遊をしていて、ゴルフをしていたとTBSが報じていたらしい。これで大顰蹙、非難轟々である。ゴルフはいつも目の敵にされる。ゴルフはいくら真剣にしていても、言い訳や理由になるどころか、余計な事に分類されてしまう。ゴルフを趣味しようものなら、知らないうちに、世間の穀潰し(ごくつぶし)、道楽ものと言う烙印を押されているのではないだろうか?これは気をつけないといけない。


ところが・・・、このTBSの報道はどうやら誤報だったようだ。赤松農相は外遊先でゴルフはしてなかったとの事。ゴルフをしてなかったと分かると、急に赤松農相の株が上がるのだから不思議だ。それにしてもマスコミにしてはお粗末な話だが。


昨日、イオン倉敷に「ヘッドフォン」を買いに行った。ギターアンプを家で鳴らしていたら、子供に「うるさい!」と叱られたからである。アンプにヘッドフォンを繋げるので、音を外に出さなくてもよくなる。ヘッドフォンは・・・、なんでもよかったので980円の物を購入。今は安くて普通に使える物があるので助かる。会計で1000円を支払う。すると

「イオンカードはお持ちですか?」

と聞かれる。そう、20日はイオンカードの5%引きの日だったのだ。カードを提示しさえすれば、割り引いてくれるのでありがたくカードを出した。

「買い物袋は御入り用ですか?」

と聞かれる。丁寧な応対だと感心する。今はエコバッグの時代だが、当方持ち合わせていなかったので、

「袋を下さい。」

という。袋に入れたヘッドフォンとカードを返されたので、そのまま帰りかけた。でも、よく考えるとおつりをもらってないではないか!慌てて引き返して、

「おつりをもらってませんでした。」

と告げる。すると、店員の女性はああっと言う表情をして、

「カードをもう一度出してもらえますか、カード支払いにしてしまったので、カードの分をキャンセルします。」と言うではないか!

レジの上には先ほど出した千円が置いたままになっていた。あのまま帰っていたら、この人はどうするつもりだったのだろうか?待ってるお客が2~3人に増えた。てんぱってしまってなかなか事が進まない。レジ応援を向こうにいる他の店員に求める。然し、向こうで客と話をしているようで、手を横に振って拒否られてしまった。瞬間眉間に皺が寄った。自分の失態とは言えこのように追い込まれるのはかなりのストレスだろうな…、と同情してしまった。


夏休みに「立山黒部アルペンルート」に行く予定を立てた。でも色々調べたり、聞いたりしていくうちお盆休みはかなりの人気で、「激混み」するようだ。当日売りのチケットを買う窓口に相当人が並ぶらしい。前売りチケットなるものあるかと調べたが、ネットでの販売は無いようだ。JTBに行けばチケットの手配をしてくれる?と言う情報があった。そこで、イオン倉敷内にあるJTBについでに寄った。


時間は21時を過ぎていた。店舗は空いていたが、誰もお客さんが居ない。

「まだやってますか?」

「開いてはいるんですが、コンピューターの回線を20時30分に落としましたので、業務は出来ないんです。」

「お聞きしたい事があるんですが、それだけでも良いですか?」

「はい?」

「立山黒部アルペンルートのチケットだけと言うのはこちらで扱ってもらえますか?」

「立山・・・?チケット・・・?」

どうもその人は何の事か分からない様だった。すると、向こうに座っていた隣の女性が、

「アルペンルートの通り抜けのチケットですか?」

「あっ、そうです。」

「クーポン券がありますよ。手数料が315円かかりますけど。」

「ああそうですか、ありがとうございました。」

と言って帰ろうとすると、

「お客様。」と目の前にいた女性が話しかけてきた。何だろうと思って立ち止っていると、

「本日は、20時30分にコンピューターの方の回線を落としましたので、業務の方は終わらせてもらっています。申し訳ございませんが・・・。」

(さっきそれは聞いたが・・・。)と思ったが、余りにも悲壮な表情で訴えてくるので、日頃からよっぽど理不尽な人(この状況で、何とかチケット都合しろとか言うのかな?)を相手にしてるのかなとここでも同情してしまった。