「はたらく細胞!!」のテレビ放送が終わってしまいました。
ヒトの身体を構成する細胞たちを擬人化しようとする発想はすごいと改めて。
この漫画の影響でしょうか、先日は雑誌「Newton」も読んでいました。
この漫画に登場する一般細胞のセリフ「アイツら免疫系に比べてオレらただの細胞の仕事ってつまんないな~」。
身体に有害なウイルスを攻撃、退治する免疫系細胞に比べて地味な役割をしている自分につまらなさを感じているシーン。
誰しも一度はそんな思いをしているんじゃないかな、と。
もちろん私自身も。
主役になろう、目立った存在になろうとは思いませんが、自分のやっていることは何の役にも立たないなと思うことは多々あり…
でも
一般細胞がなければ免疫細胞の存在意義がない。
免疫細胞たちは、一般細胞をはじめ身体を構成するすべての細胞たちを守るために戦っている。
一般細胞がなければ身体そのものがない。
そう、一般細胞はちゃんと役に立ってるんです。
この漫画で、赤血球や一般細胞のような「攻撃しない」細胞たちも免疫系と同じように役目を果たしているさまがしっかり描かれているのはそういうことなのかな、と。