仕事ができないと 勉強ができないと
おもしろくないと 趣味がないと
結婚していないと お金がないと

認められない 友達ができない 幸せになれない

だからなりたい自分になるために頑張る。努力する。そうすればきっと自分の求めているものが手に入るから。
たくさんの時間と労力をかけて作った条件のベース(基礎)があってはじめて「自分が求めているもの」がそこに乗る。そう思ってる。

でもね、本当は条件ありきじゃない。
理想の自分になるためのベース作りに気を取られると、リスが回し車をカラカラ回し続けるように、焦燥感に駆られながらずっと走りつづけなければならない。

「幸せ」とは、無理をしないこと。自分に抗わないこと。本当に必要なベースは「今のままの自分でいいと認める」こと。理想とは程遠い自分を許すこと。

今、苦しい、生きづらいと思っているのなら、幸せになるために努力していることをやめてみよう。
怖いけれどダメな自分を表現して、そんな自分でいいと認めてあげよう。

「自分が自分でいていいんだ」と気づいたとき、初めて足元がしっかり固まる。ずっとずっと探し求めていたものが「今ここ」にあったことに気づく。

ほら、周りをよく見てみて。
「ありのままのあなた」でいても、側には変わらず大好きな仲間や家族が笑顔でいるよ。