うちは昔から貧乏で昔から裕福な暮らしはしたことなかった、でも笑顔の溢れる家庭だった。
数年前、まだ自分が中学生の頃
父親が会社クビになり毎日の様に家で酒を飲み明かす日が続いた。
そんな父親の姿を見たくなかった俺はわざと警察沙汰になる行動を起こした。 父親に変わってほしかったから…
昔から俺は嘘つきで今も変わってない。
誰からも信用されていない…
産みの親さえも信用していない…
社会に出た頃から親に半分嫌々でパチンコに連れていかされた。
そう、これからが自分の人生の歯車が完全に崩れた。
毎日パチンコに明け暮れて借金までして打ち続けた
気付いたらもう借りれない状況までになっていた。
親は俺のこと
金蔓としか見ていない
このままだといけないと思った俺は家出を決意した。
しかし、父親がガンを患っていてもうじき入院をしなくてはいけないと知った。
そのとき説得をしたのは母親。
「仕事のこともお金のこともどうでもいいから帰ってきて。もう少しだけでいいから支えになって。」そう言われ仕方なく帰ることにした。
もうこの時、仕事は無断欠勤で戻ることは無理だろうと思っていた。
でも、意外にもこんな俺でもまだ受け入れてくれた。
ある日、母親はこう言った。「あんたの事信用してないわけじゃないけど、今月の給料ちゃんとあるんやろな?」俺は何も答えなかった。
お金のことも仕事のこともどうでもいいからっていうのは俺を引き戻すためだったの?
どうやら俺はやっぱ金蔓にしかなったのかな…それからまた仕事に行く気がしなくなった。
本心は辞めたくない、でも金蔓みたいにしか見てくれてない俺にとったら今の居場所はただの檻の中。
ここから出たい。
仕事に行くフリだけして何もしてない俺は最低。
もう俺の居場所なんて…残っちゃないよな
