お辞儀 相手や場面に合わせて | 高度サービス人材について考える会

高度サービス人材について考える会

質の高いサービスとは何か?どうすべきかを考える会です。

【問題】
面接に訪れた会社の廊下で、その会社の社長が前から歩いてきます。

あなたはどうしますか。

行列の出来るCS研修会社 株式会社マネジメントサポート-就活25

①すれ違いざま、歩きながら軽く

 頭を下げる。
②その場で立ち止まリ、①より

 やや深いくらいの一般的なお辞

 儀をする。
③同じく、その場で立ち止まって

 深々と頭を下げる。



【答え】
お辞儀とは、相手に対する敬意を身体全体で表現する行為のことです。              <イラスト・藍原真由>


学生時代に先輩に交わしていた挨拶とは別物だと考えておいていいでしょう。
まず、①は軽すぎるのでNG。②は立ち止まっている点はOKですが、一般的なお辞儀ではちょっと足りません。正解は③。



お辞儀の種類についておさらいしましょう。


①のお辞儀は、上体を15度くらい傾けた軽いお辞儀で「会釈」といいます。

人とすれ違う時や入退出の際に使うお辞儀です。
②の「一般的なお辞儀」はいわゆる「中礼」です。

上体を30度くらい傾けたお辞儀で、上司やお客様を相手にした時に使います。


そして、③のような深いお辞儀は「最敬礼」。

言葉くらいは耳にしたことがあるでしょう。上体を45度くらいまで深々と折リたたむ、立ち姿でのお礼(立礼と呼ぶ)の中では最上級の敬意を示すものです。

役員クラスの人に接する際、または冠婚葬祭の時などに使うお辞儀です。



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