今回も”壁紙ネタ”で恐縮ですが、今朝PCを立ち上げると、インパクトのある画像を目にしたので...(^^)

雪の上で眠る”動物”。一瞬「キツネ」かと思ったのですが、調べてみると「オオカミ」でした。

ドイツは国立公園、バイエルンの森で撮影されたオオカミということです。

日本にもかつては２種類のオオカミがいたそうですね。「ニホンオオカミ」と「エゾオオカミ」です。

環境省のレッドリストでは、「過去50年間生存の確認がなされない場合、その種は絶滅した」とされるそうで、この２種類のオオカミはどちらも明治期を最後に生存の確認がなく、”絶滅”しているとされています。

グリム童話の「赤ずきん」を例に上げるまでもありませんが、「オオカミ」は”悪者”の代名詞になっていますね。

言葉でも”狼藉(ろうぜき)”や”送り狼”など、昔からオオカミにはあまり良いイメージがないようです。”狼狽(ろうばい)”や”狼狽える(うろたえる)”なんてのもあります。

ヨーロッパでも、オオカミには「深く根ざした負のイメージ」があるようです。それは、歴史的な「人への攻撃に対する恐れ」や「生計の糧としての家畜の損失、略奪行為」に根ざしたものです。

「眠れるオオカミ」。

こんな風にすやすや眠っているオオカミを見ると「恐ろしい存在」としては想像もつかないですが、人とオオカミとの闘争の歴史というのも一方ではあるんですね。自然の中で生きてきたオオカミにも、実は罪は無いんでしょうが...(^^;

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