術後6年目の大学病院受診…(片耳日記) | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

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2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

今日は東京の大学病院を受診しました。訪れるのは1年振りです。今回で術後6年目の受診になります。


大学病院は19階建ての高層建築。私が入院していた次の年に新築されてピカピカ✨です。カッコ良いけどエレベーターでの移動がタイヘンです。



長いような短いような。

途中のコロナ禍で、危ぶまれたこともありましたが、今まで何とか予約日を変更することなく毎年受診出来ています。


予約は半年前なので、出たとこ勝負なのですが、主任教授である主治医の外来は基本週1日しかなく、毎回受診患者でいっぱい。予約の変更は面倒なので、何があっても無理やり都合を合わせていることもあります(^^;


さて、いつも受診日の直前になると、残存腫瘍の具合が急に気になります。前回の主治医の表情と言葉を思い出しながら、今回も大丈夫かなぁと心配にはなります。


「大きくなるようなら、今度はガンマナイフだから」と毎回言われてましたから....。


病院へのルートは毎回同じ。本当はもっと早く行けるルートもあるんでしょうが、6年前からずっと同じです。


新幹線で東京駅に着いてから、八重洲側から北地下自由通路を通り丸の内側へ。この6年の間にこの通路も随分綺麗になりましたね。改札の内側を人の波を突っ切りながら行くより、若干遠回りですがこちらの方がずっと快適です。


以前はこの通路から丸の内改札方面に曲がって直ぐのところに、今はなき「ふくらむちゃん」がいましたが、覚えていますか?(笑)


横向きのふくらむちゃん。2020年4月。


東京駅からは地下鉄丸の内線で、大学病院のある西新宿へ向かいます。


東京 → 銀座 → 霞ヶ関 → 国会議事堂前 → 赤坂見附 → 四谷 → 四谷三丁目 → 新宿御苑前 → 新宿三丁目 → 新宿 → 西新宿


と10駅目ですが、東京駅での乗り換え1回で済み、病院までほとんど歩くことが無いので、ルートをかえるつもりはありません。

ちょうど通勤時間帯ですが、霞ヶ関を過ぎると新宿まではガラガラで、東京の朝の地下鉄かと思うほど快適です(^^)

病院に着くと再来機に診察券を通して、「本日のメニュー」を受け取り、まず採血室へ。採血受付機に再び診察券を通して「受付票」を受け取って順番待ち。

自分の番号が表示されると採血室内の指定のブースに行きます。ここまで人を介することはありません。採血のブースは驚くほどたくさん設置されており、大勢の患者さんの採血が次々と行われて行きます。

採血が終わると止血のための椅子に座り、肘掛けに設置された「タイマー」に手のヒラをかざし計測開始。3分間止血して終了です。

このあと、頭部のMRI検査があるのですが、造影剤を使うので、採血による腎機能のチェックに少し時間がかかります。

それで、MRI検査の予約時間まで間が空いてしまうので、病院9階のテラスで朝ごはんを食べて時間を潰します。


同じフロアにあるローソンでいろいろ購入。食べ過ぎ?(笑)


病院のシステムは新しくて便利になりましたが、初めの頃はよく分からなくてウロウロしていました。


すっかり慣れたなぁと思っていたら、MRI検査中に残りあと10分というところで、何と左足が突然つるというハプニング。カッコ悪いので痛みを我慢しました。検査は無事終了。


いよいよ脳神経外科のフロアへ。



前の病院の診察室は、中に待合スペースがあって、医師はその奥の部屋にいましたが、現在は廊下から直ぐです。シンプルになりました。


しかし、ここからが長丁場です。

何しろ週に1日しかない主任教授の外来に、予約外の新規患者が途中入るからです。


おそらく私と同じ病気の患者さんが、この先生の腕と病院を頼って全国からやって来ます。


そんな患者さんが3組ほど私の前に入りました。手術の説明や日程調整などがあるので時間がかかります。


私の診察予約の時間は2時間ほど遅くなりましたが、それはしょうが無いですね。私も同じでしたから。不安そうな患者さんと家族の姿を見ていると身につまされます。


早く手術が無事に済んで、元気になってもらいたいと思います。


さて、今回の私の診察結果ですが「変化無し」ということで無事生還です。ホッとしました。

良かった(笑)


病院の玄関前から、すぐ近くにある都庁が見えます。

 

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