これまでの経過⑧ ~大学病院へ(その3)~ | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

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2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

意図的に引っ張っているわけではないのですが、大学病院のくだり長くなっています。

わずか5か月ほど前のことですが、その時の記憶はだんだん薄れてきて前後関係などを思い出そうとすると意外に時間がかかります。

それと...。

こんな風に書いていると、割と平気そうに感じるかもしれませんが、そこは重病人、目立った症状は少ないものの毎日病気のことは心にのしかかっているのです。

ここ2か月ほどは1日中気になるほど耳鳴りに悩まされており、進行は遅いものの症状は確実に進んでいることを自覚せずにはいられません。手術のことも勿論そうですが、術後もどうなってしまうのかと、不安でどうしようもなくなることもあります。治療もまだ開始されているわけではないのですから...。

 

さて、早めに診察室の中待合(中にはさらに先生が実際に診察される部屋があり、そのドアの外です)に呼び込まれた私ですが、そこには何人かの患者さんがすでにおり、診察はまだしばらくあとだなと思っていました。

すると、待合の椅子に座る間もないほどすぐに名前を呼ばれたのです。びっくり。

いろいろ準備していた質問事項もすっかり飛んでしまいました。

 

大先生はHPの写真で見るよりもがっしりとした方でした。体育会系という感じです。

「〇〇先生は、大分細かく説明してくれているね。私から話すことは余りないな。彼はこの病院にいた先生で、我々の仲間です。」

と、地元の総合病院の先生が書いてくれた紹介状の所見を上機嫌で読みながらお話しされました。

併せてMRIの検査画像を見ながら腫瘍の大きさをスケールで測り、

「対応としては、経過観察、放射線治療、手術とあるけど、この大きさだともう経過観察は意味ないし、放射線もサイズオーバーです。手術しかないと思います。」

とはっきりおっしゃいました。

それから、難しい手術なので、手術するなら経験を積んだ医師のいる設備の整った病院を選択することが必要と続けました。

「ここでやりますか?」と先生。

「お願いします。」と私は即答しました。

手術日は5月、術前の検査入院が2~3月と決まりました。

 

 

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