気づけば時間は経ってしまったのですが
ファイズのことを書き留めておきます。
2021年6月18日 14時40分
ファイズは永い眠りにつきました。
14年の生涯でした。
通院を続けていたファイズ。
最後の診察となった日は検査もがんばりました。
「いつも思う、こうしていられるのが不思議なくらい。」と先生。
「次の診察日まで大丈夫でしょうか。」
「また次回まで頑張ろうね。」
そんな言葉を交わして病院を後にしました。
眠りにつく二日前のことです。
数年前からお薬を飲んで頑張ってくれていました。
発作を起こしてからの数か月は、心の準備をしておくよう
ファイズがパパに用意してくれた時間だったような気がします。
最期は自宅にてこの腕の中で看取ることができました。
充分、充分頑張ってくれました。
ほんとうにがんばってくれたね。
パパと出逢ってくれたこと。
精一杯生きてくれたこと。
こんなにずっとそばにいてくれたこと。
愛しい想いと感謝の気持ちで見送りました。
あの日からそれなりに月日は流れて。
今月も月命日を迎え、その二日後の
1月20日、ファイズは誕生日でした。
2007年から紡がれてきたファイズの物語は
その舞台を虹の橋へ移しています。
甘えん坊だったファイズはどうしているかな。
お空からこちらは見えていますか。
また抱っこしたいな。
ファイズが穏やかな時間を過ごせていますように。
愛おしいファイズ。
また必ず会おう。
その日まで、ちょっと待っててね。