…。
…。
…もうほんと嫌なんだけど。
ふ、さすが我が愛妻w
気付いたかw
もうこの雰囲気なら
私じゃなくてもわかるわよ。
ってわけで
どうも皆さん、おはこんばんにちは!
ドール界の怪談師!
あの世への水先案内人!
サイボーグです!
はぁ…どうも皆さん、おはこんばんにちは。
バカ旦那の妻・美月よ。
えらいトゲがあるなおいw
怖いの嫌なのよ。
怖かったら抱きついていいからw
一緒に寝てやるしw
絶対だからね?
抱きついて逆にびっくりして
ぎゃーっとかダメだからね?
わかった?
おうよw
(ヨシッ!!)
さて、今回の怪談なんだがな
まさかの昨日の夜中の話だw
ちかっ。
ほんとに?
うむ、で、まぁしかも短いw
短いならわざわざしなくても…。
いやいや、これが結構怖いんだw
俺久しぶりにマジで怖いもんこれw
多分今夜寝れないわw
じ、じゃあ一緒に…
ね、寝てあげてもいいわよ?
ほ、ほんと怖がりねあんたって。
wwwwwww
…なによ?文句あるの?
いや、まぁ話すわw
昨日の夜中なんだが
珍しく最近の気温からみると
えらい寒くてな。
だがそれは俺にとっちゃ
好都合なわけ。
つうのも、俺って
身体が温かくなると
暑くて寝れない質でな?
寒い方がよく寝れるんだよ。
だから昨日の夜はゆっくり寝れた。
と思いきや
夜中にふっと目が開いたんだよ。
単純に寒くて目が覚めたんだがw
かといって窓を閉めたら
暑くて寝れなくなるし
扇風機も止めるには惜しい。
けどさすがに寒い。
だが風邪でも引いたら
まずいと思ったから
仕方なく扇風機をつけたままにして
窓を閉めようと思ったんだ。
で、カーテンに手をかけて
カーテンを開けたらな?
網戸の外からなんか聞こえるのよ。
「…は?」
んで時計を見たら
夜中の2時半よ。
さすがに人が出歩く時間じゃない。
うちは田舎だから回りになんもないし
外灯もまばらだからな。
そんな時間に何か聞こえるわけよ。
気になったからさ
耳を澄ませてみたんだよ。
そしたらさ
お経なのよ。
「はん~にゃ~は~ら~み~た~し~」
「なんみょう~ほ~れんげ~きょ~」
「な~もあ~みだ~んぶ~」
とかいう類いのやつ。
どれかはわからないが
歌の抑揚が完全にお経のそれだったから
間違いないはず。
それもさ
窓側に隣接してる家が
一軒だけあるんだが
その家の中から聞こえるわけ。
「…おいおい…勘弁してくれよ…w
こんな近所でこれはホラーだろ…w」
で、まぁすぐに聞こえなくなったから
良かったんだけどさ
怖くてちょっと寝れないから
かなり早いが車で職場に行って
駐車場で寝ようと思ってな?
準備して部屋を出たわけよ。
で、外に出て
車のドアを開けるときに
チラッとそのお経が聞こえた
家を見たわけ。
街灯に照らされた家を見て
俺は愕然として逃げるように
車で職場の駐車場行ったわ。
街灯に照らされた家の前
そこに張り紙が貼ってあったんだよ。
売り家
つまり、空き家だったわけw
怖いから!
あ~もうほんとやだ!
私も夜中なんかあんたが
がさごそしてるなぁって
思ったのよ!
何私の隣で心霊体験してるの?!
信じらんないんだけど?!
いや…俺のせいでは…w
どっちかっつうと俺被害者だし…w
だからってそこで好奇心出す
必要性ないでしょ?!
わ~かったから!w
怒んなよ!w
なんもなかったんだし!w
…ていうか要するに
どんな話なわけ?
空き家から念仏聞こえてきて
お~こわっ!って話だw
さらっと言ってるけど
十分怖いからね?
ちなみにその空き家の家なんだが
俺がこの部屋に越してきた時から
人はいなかったんだよな。
完全に忘れてたよw
なんで空き家になっちゃったのかしらね?
まぁなんらかの理由で
引っ越したんだろうな。
その理由は知らないし
知りたくもないがw
何にせよ、たまたま
霊的なもんがそこにきてて
念仏唱えてた、としか考えられんなw
そうねぇ…
生きてる人間がわざわざ空き家
というか売り家に入って
夜中に念仏唱えてるなんて
あり得ないわよね。
だなぁ…w
っていうかあんた
笑いながら普通に話してるけど
怖くないの?
神経疑うんだけど。
おっかねぇよ俺だってw
だが俺は一人じゃないからなw
美月もいるからw
…こ、こんな話の後で惚気ないでよ。
せめて二人だけの時にしなさいよ。
え?なんて?w
なんでもないわよ。
ま、夜中に目が覚めたら
注意しろって話だw
何かに呼ばれて起きてしまう
可能性もあるからなw
最後に余計な事言わないで。
怖いんだから。
よし、なら一緒に寝るぞ!
裸でな!!
…い、いたずらしないならいいわよ。
それは約束はできない!
…あんたの耳元で念仏
唱えてやるからね。
お互いにダメージ食らうから
やめてください!








