上条「『とある魔術の禁書目録』か,,,オーディションを受けてみよう」
転載です
上条「俳優業を志して早一年。やっともぎ取った仕事も端役ばかり…不幸だ」
上条「何かいい仕事は無いだろうか…ん?」
上条「何ですかこの仕事は!?端役でも破格の収入ですよ?」
上条「『とある魔術の禁書目録』か…オーディションを受けてみよう」
上条「何かいい仕事は無いだろうか…ん?」
上条「何ですかこの仕事は!?端役でも破格の収入ですよ?」
上条「『とある魔術の禁書目録』か…オーディションを受けてみよう」
上条「上条当麻です。電撃プロダクションに所属してます。体力には自身があります!」
三木「ほう…今まではどんな役を?」
上条「はい!ご○せんでは□□高校のヤンキーE役を
ROOK○ESでは△△高校の右翼手役をやっていました!」
三木「(端役専門か…)…鎌池監督からは何か?」
鎌池「……希望する役はあるかね?」
上条「はい!」
上条「『青髪ピアス』役です!」
三木「ほう…今まではどんな役を?」
上条「はい!ご○せんでは□□高校のヤンキーE役を
ROOK○ESでは△△高校の右翼手役をやっていました!」
三木「(端役専門か…)…鎌池監督からは何か?」
鎌池「……希望する役はあるかね?」
上条「はい!」
上条「『青髪ピアス』役です!」
―後日―
上条「あのオーディション…今日が合格発表日だ。果たして俺は受かったのだろうか」
社長「かかか上条くん!朗報だぞ!!」
上条「ま…まさか!?受かったんですか?」
社長「ああ、鎌池監督から合格の通知が来たぞ!」
上条「やった!これで僕も『青髪ピアス』役で出れるんですね!?
さっそく髪を青に染めないと!!」
社長「…え?」
上条「え?」
上条「あのオーディション…今日が合格発表日だ。果たして俺は受かったのだろうか」
社長「かかか上条くん!朗報だぞ!!」
上条「ま…まさか!?受かったんですか?」
社長「ああ、鎌池監督から合格の通知が来たぞ!」
上条「やった!これで僕も『青髪ピアス』役で出れるんですね!?
さっそく髪を青に染めないと!!」
社長「…え?」
上条「え?」
―クランクイン当日―
インデックス「『Index-Librorum-Prohibitorum』役のインデックスっていうんだよ」
上条(うおお。『可愛すぎる日本好き外国人』として人気のインデックスちゃんだ!)
ステイル「『ステイル=マグヌス』役のステイルだ。よろしくね」
上条(ミュージシャンのステイルさんじゃないか!!演技も達者で去年は大河にも出てたぞ!)
神裂「『神裂火織』役の神裂です。よろしくおねがいします。」
上条(大人気グラビアアイドルの神裂火織さんだ!!俺も何回お世話に(ry)
ステイル「他にもあの“御坂美琴”ちゃんも出るらしいね」
上条「ええ!?あの御坂美鈴の娘の二世女優・天才子役の御坂美琴ちゃんもでるんですか!?」
神裂「スケジュールの都合で本日は参加できないらしいのですが…」
インデックス「…あなたは誰なの?あなたの自己紹介がまだかも」
上条「うっ…」
インデックス「『Index-Librorum-Prohibitorum』役のインデックスっていうんだよ」
上条(うおお。『可愛すぎる日本好き外国人』として人気のインデックスちゃんだ!)
ステイル「『ステイル=マグヌス』役のステイルだ。よろしくね」
上条(ミュージシャンのステイルさんじゃないか!!演技も達者で去年は大河にも出てたぞ!)
神裂「『神裂火織』役の神裂です。よろしくおねがいします。」
上条(大人気グラビアアイドルの神裂火織さんだ!!俺も何回お世話に(ry)
ステイル「他にもあの“御坂美琴”ちゃんも出るらしいね」
上条「ええ!?あの御坂美鈴の娘の二世女優・天才子役の御坂美琴ちゃんもでるんですか!?」
神裂「スケジュールの都合で本日は参加できないらしいのですが…」
インデックス「…あなたは誰なの?あなたの自己紹介がまだかも」
上条「うっ…」
ステイル「上条…当麻…?(知ってるかい神裂さん?)」
神裂「(いえ…全く…)その…上条さんは何役ですか?」
上条「いえ…その…主役の『上条当麻』役なんですが…」
ステイル「主役!?すまない。そんなに大役なのに僕は君のことを知らなかったよ」
神裂「私もです…俳優業に不勉強で申し訳ありません上条さん。今まではどんな役を?」
上条「そうですよね…主役に見えないですよね俺…」
ステイル「い、いやそんなこと無いよ上条さん!僕はほら…俳優専門じゃないから詳しくなかったんだ」
神裂「わ…私もです!決して上条さんが――」
インデックス「――とうまは主役のオーラが無いんだよ」
神裂・ステイル「!!」
上条「ふぐぅっ!」グサッ
神裂「(いえ…全く…)その…上条さんは何役ですか?」
上条「いえ…その…主役の『上条当麻』役なんですが…」
ステイル「主役!?すまない。そんなに大役なのに僕は君のことを知らなかったよ」
神裂「私もです…俳優業に不勉強で申し訳ありません上条さん。今まではどんな役を?」
上条「そうですよね…主役に見えないですよね俺…」
ステイル「い、いやそんなこと無いよ上条さん!僕はほら…俳優専門じゃないから詳しくなかったんだ」
神裂「わ…私もです!決して上条さんが――」
インデックス「――とうまは主役のオーラが無いんだよ」
神裂・ステイル「!!」
上条「ふぐぅっ!」グサッ
三木「みんなも台本を読んだと思うが
主役『上条当麻』は平凡な高校生だ
そういう意味では彼は適任だ――というのが鎌池監督の意向だ」
鎌池「…うむ」
神裂「なるほど…」
上条「なっ、納得されても…」
神裂「はっ!そ…そういう意味じゃないですよ上条さん!?
私は決してあなたにオーラが無いというのではなく
ただ平凡そのものというイメージにぴったりだと…」
インデックス「要するに地味ってことなんだよ」
上条「…はっ!そうですよわたくしめは地味ですよ!
地味なりにやってやるさ。見てろよインデックス!」
三木「意気だ上条。早速撮影に入るぞ。いいですか鎌池監督?」
鎌池「…うむ。みんないいで作品を作ろう」
主役『上条当麻』は平凡な高校生だ
そういう意味では彼は適任だ――というのが鎌池監督の意向だ」
鎌池「…うむ」
神裂「なるほど…」
上条「なっ、納得されても…」
神裂「はっ!そ…そういう意味じゃないですよ上条さん!?
私は決してあなたにオーラが無いというのではなく
ただ平凡そのものというイメージにぴったりだと…」
インデックス「要するに地味ってことなんだよ」
上条「…はっ!そうですよわたくしめは地味ですよ!
地味なりにやってやるさ。見てろよインデックス!」
三木「意気だ上条。早速撮影に入るぞ。いいですか鎌池監督?」
鎌池「…うむ。みんないいで作品を作ろう」
―撮影スタジオ・小萌宅―
三木「1巻での最大の見せ場でもあるアクションシーンの撮影に入るぞ
『インデックス』の自動書記(ヨハネのペン)が発動し『上条』に対して聖ジョージの聖域を発動するシーンからだ」
神裂「いきなりクライマックスなんですね」
上条「時系列に沿って撮影するわけではないんですか?」
三木「役の心変わりを忠実に再現するために時系列順に撮影をする手法もあるが今回は違う
このシーンは一番の金のかけどころなので最初にやることにした。
それに最初のシーンで必要な御坂美琴がまだ別ドラマの撮影中だからな」
ステイル「あの巨大な扇風機は?」
三木「あれは聖ジョージの聖域の威力を再現するために『上条』に向かい風を送る
風量は『踏ん張らないと立てない』というレベルだ。
決して強い風というわけではないが、その際『インデックス』はワイヤーで固定することになる
我慢してくれ」
インデックス「わかったんだよ」
上条(ほ…本格的なアクションシーンだ…!!
緊張してきたぞ!)
三木「1巻での最大の見せ場でもあるアクションシーンの撮影に入るぞ
『インデックス』の自動書記(ヨハネのペン)が発動し『上条』に対して聖ジョージの聖域を発動するシーンからだ」
神裂「いきなりクライマックスなんですね」
上条「時系列に沿って撮影するわけではないんですか?」
三木「役の心変わりを忠実に再現するために時系列順に撮影をする手法もあるが今回は違う
このシーンは一番の金のかけどころなので最初にやることにした。
それに最初のシーンで必要な御坂美琴がまだ別ドラマの撮影中だからな」
ステイル「あの巨大な扇風機は?」
三木「あれは聖ジョージの聖域の威力を再現するために『上条』に向かい風を送る
風量は『踏ん張らないと立てない』というレベルだ。
決して強い風というわけではないが、その際『インデックス』はワイヤーで固定することになる
我慢してくれ」
インデックス「わかったんだよ」
上条(ほ…本格的なアクションシーンだ…!!
緊張してきたぞ!)
三木「『上条』が聖ジョージの聖域を幻想殺し(イマジンブレーカー)で受け止めるところで
『ステイル』と『神裂』が乱入する。混乱するも『上条』の説得によって協力して『インデックス』を救うシーンだ
各自台本をもう一度読み返してイメージを練り直してくれ――何か質問は?」
インデックス「無いんだよ」
ステイル「大丈夫だ」
神裂「特にないです」
上条「あの~…質問いいですか?」
三木「…?どうした上条?」
上条「台本のここの部分について質問なんですが…」
『ステイル』と『神裂』が乱入する。混乱するも『上条』の説得によって協力して『インデックス』を救うシーンだ
各自台本をもう一度読み返してイメージを練り直してくれ――何か質問は?」
インデックス「無いんだよ」
ステイル「大丈夫だ」
神裂「特にないです」
上条「あの~…質問いいですか?」
三木「…?どうした上条?」
上条「台本のここの部分について質問なんですが…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ステイル:曖昧な可能性なんていらない。
とりあえず記憶を消せばあの娘の命を助けることができる。
僕はそのためなら誰でも殺す、いくらでも壊す。
そう決めたんだ。ずっと前に。
『上条』に攻撃しようとした『ステイル』に対して、『上条』はクールに言う
上条:こういう状況を待ってたんだろ?始めようぜ魔術師。
核心を突かれた『ステイル』と『神裂』は無言で頷き――
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三木「これがどうかしたか?」
上条「いやぁ…何かあっさり過ぎませんか?」
鎌池「……」ピクッ
三木「そんなことはない。一度は拳を交えたもの同士、多くの言葉はいらない
そういったニヒルな部分を演出したシーンだ
さあ時間も無い。そろそろ撮影を始めるぞ」
上条「う~ん…」
ステイル:曖昧な可能性なんていらない。
とりあえず記憶を消せばあの娘の命を助けることができる。
僕はそのためなら誰でも殺す、いくらでも壊す。
そう決めたんだ。ずっと前に。
『上条』に攻撃しようとした『ステイル』に対して、『上条』はクールに言う
上条:こういう状況を待ってたんだろ?始めようぜ魔術師。
核心を突かれた『ステイル』と『神裂』は無言で頷き――
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三木「これがどうかしたか?」
上条「いやぁ…何かあっさり過ぎませんか?」
鎌池「……」ピクッ
三木「そんなことはない。一度は拳を交えたもの同士、多くの言葉はいらない
そういったニヒルな部分を演出したシーンだ
さあ時間も無い。そろそろ撮影を始めるぞ」
上条「う~ん…」
ここまで
文字の大小は気にしないでください?