人間とはこんなにも簡単に壊れるのか。
妻の不倫から数日間で私はみるみる痩せていきました。
感情の起伏は激しく基本的には沈んで怒って悲しんでの繰り返し…
何も手に付かず胃が痛くてご飯も食べれない。
この時の私は心療内科で貰った薬だけが頼りでした。
飲めば一瞬元気になり薬を飲めば短時間ではありますが寝る事も出来た。
常に動悸が激しく、吐き気と胃の痛みは薬を飲んでもすぐに私を襲ってきます。
何故こんなことをしたのか…私が原因なのか…人の人生を何だと思っているのか…
こんな事ばかりが頭の中を駆け巡ります。
答えなんて何もない。
世界で1番信頼していた人に裏切られた痛みは経験した人にしか分からないと思う。
まるで心を粉々に砕かれたような引き千切られたような痛みだったと思います。
もしもあの時、妻が反省の色を見せてくれて私に寄り添ってくれたなら現実は少し変わったのかもしれない。
まぁタラレバの話しなので妄想でしかありませんが…
妻は不倫を悪びれる様子はあまりなく、日常の変化は見られませんでした。
私は責めてしまう自分がいたけど妻に戻って来て欲しい気持ちも強くあったので時間を共有し側にいて欲しいと願いました。
ただそれは妻に届く事はありません。
既に彼女の中に私はいなかったのです。
よく失ってから気付くと手遅れなんて言いますが正にその通りなのだと思います。
上手くいっていると思っていたのは私だけ。
妻の浮気する可能性を知っていたのに注意を怠ってしまったと言えるのかもしれません。
なぜならここは地獄の入り口ですらなかったのですから。