山田悠介さんの『×ゲーム』という本です。

この本はその名の通り、罰ゲームのお話なのですが、昔いじめられていたある一人の女性が何十年後の同窓会を機にいじめを主にやっていた男子グループに復讐していくというお話です。

読んでいて、まず思うのがその状況が頭に浮かぶということです。

山田悠介さんの小説は大きく難しい漢字や言い回しなどがなく、小学生中学生でも比較的に読みやすい文章だと思います。

その分、その時の状況がどんな状況であれ頭で想像が出来て、スリル感溢れる読み方が出来るのが山田悠介さんの作品の特徴の一つではないかなと私は思います。

そして、この小説は山田悠介さんの作品の中でも最もかなり残虐なシーンが多数描かれています。

そして、それが想像出来てしまうので足の先から頭まで寒気が走ることも少なくはありません。

罰ゲーム、いわば刑を与えるということなのですが、そこまで行けば、どんな感じの刑が待っているのか理解出来る方もいると思います。

一人の女性がこんなこと出来るのか!というシーンもたくさんあります。

ですが、長年の恨みというのは恐ろしいもので復讐に走る女性は止まることを知りません。

ここまでの話ではただ復讐をしていくだけの作品だと思われるかも知れませんが、その中にも人情を揺さぶるシーンがあったり、涙がポロッと出てくるシーンもあります。

そして、「あれ?こういうことだったの?」と悲しいけど不思議に思う結末もあるかもしれません。

最後の結末は予想をはるかに超える完成度でした。


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