都希です。
明日は十五夜ですね
月は地球からいちばん近く、たくさんの星たちの中でもっとも美しくその姿が見られる星です
子どものころに見た夢で、夜空を見上げるとそこに色とりどりの惑星が今にも落っこちてきそうなほどすぐ近くにありました
星たちの幻想的な美しさがとても印象に残ってて、今でも忘れられない夢です
もし現実に他の星たちが月のようにもっと近くに見えていたら、と考えるとゾクゾクします
夜空を見上げるたびに自分も宇宙の一部になったかのように、もっと宇宙を身近に感じられたり、
もしかしたら今とは違う次元で生きていたりしたのかもしれませんね。
さて月の住人といえば、ウサギを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、かぐや姫も立派な「月の住人」です。
といっても、みなさんご存知のとおりフィクションですが(^。^;)
竹の中にいるのをおじいさんに見つけられ、その後とても大切に育てられたかぐや姫。
かぐや姫は自分が月の住人だということをちゃんとわかっていました。いつ迎えが来るということも。
そして十五夜の晩に月の使者がかぐや姫を迎えに来ると知ったおじいさんは、あらゆる手を尽くしてそれを阻止しようとします。
でもたくさんの家来を雇っても、かぐや姫を屋敷の奥へ隠しても、定められているものを変えることはできませんでした。
子供はいつか大人になります。
それは定められていることで、大人がいくら阻止しようとしても止めることはできません。
人はかぐや姫のように、大人になったら育った場所を離れて、自分の本来いるべき場所に戻っていこうとするものなのかもしれません。
「月」は精神的自立をした子どもが生きていく、親の知らない新しい世界です。
そしてどんなに安定した生活を送れるとしても、精神的に自立しないまま「結婚」を選んでいたとしたら、かぐや姫は自分本来の生き方ができなかったでしょう。
でも中には、『私は「月」なんて新しいところでやっていく自信もないし、親のことも心配だから、このまま「地球」で幸せを見つけるわ♪』という人もいるかもしれません。
それも人生だと思います。
どちらにしても、自分が納得して決めたことなら、それが自分の道となる。
もし途中でやっぱり月へ行きたくなったら行けばいいんです。
大人になるということは、それが正しくても間違っていても、自分で選び、自分で決めた人生を生きていく。
そういうことなんだと思います。

十五夜を待つ月。いつもの月よりはひときわ光が強く、満月ではないのにすでに満月のような明るさです。
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