

私が『いっぱいある~♪♪
』とはしゃいでると、子どもも『いっぱい、いっぱい
』とうれしそうにふきのとうを指さしていました。そのふきのとうで、翌日ふきのとうみそを作りました

お味は、ウマにがっ!でした。そーよね(笑)
今までおやすみしていた草木が息を吹き返し、野山が緑であふれだすこのじき、
ただ自然のなかに身をおくだけで、不思議なエネルギーに満たされる感じがあります。
傷ついていたところにはあたたかいぬくもりが届き、癒されるような気がします。
前に私がひきこもりだったころ、毎日のようにやっていたことを書きましたが、
→そのことを書いた記事です
もうひとつやってたことがありました。
それが、とにかく家の外に出て、
お日さまの光をあび、
風にふかれ、
自然のなかに身をおくこと。
それだけでぜんぜん違うんです。
まったく前に進んでいないようでも、自分のなかでちいさな光が少しずつ大きくなっていくのがわかります。
ほんとに自分が気づかないところで起こってるものだけど、確実に大きくなっていきます。
そしてここぞというときに、自分でも信じられないくらいのパワーを発揮してくれるんです。
児童文学「秘密の花園」では、子どもたちが土や草花など自然とふれあうことで生まれた素晴らしい奇跡が描かれています。
自然から生まれた素晴らしい奇跡。
物語の子どもたちは、それを魔法とよびます。
子どもたちにとって、枯れ木から芽がふきだし、やがて美しい花を咲かすのは魔法でした。
そして、蒔いた種が土の中から芽を出し、どんどん伸びていくのも魔法。
その魔法が荒れ果てた庭をよみがえらせていくにつれて、子どもたちの傷ついた心も癒され、新しい希望の庭によって満たされていきます。
そのうちコリンという少年は、魔法は自分のなかにあるということに気づくのです。
そう、魔法はもともと誰の心のなかにもあるんです。
そして植物のように明るいほうに向かって手をのばしたがっています。
それがくらいほうばかり見てると、のびなくなるし、魔法の力もどんどん弱っていきます。
くらいほうを見ることもけして悪いことではないし、それが必要なときもあると思います。
でも、どんなにくらいところにいようとしたって、けっきょく私たちはお日さまにむかって生きるようになってる。
そんなふうに思います
