

この時期、入学や進級をひかえ、不安やプレッシャーを感じてる子どもたちもたくさんいるのではないでしょうか。
わたしもそうでした。
小学生のときは学年ひとクラスだったので、クラス替えの不安はなかったのですが、
またひとつ学年が上がるとなると、それだけ責任がふえるというプレッシャーはすごくありました。
そしていちばん不安だったときは、中学入学をひかえた、まさに今、この時期でした。
このまま小学生でいたい、と何度思ったでしょうか(笑)
それだけ、今までにない、不安やプレッシャーを感じていました。
そのとてつもない不安とプレッシャーをわたしはどうしたのかと言うと、ぜんぶひとりで抱えこみました。
なぜ、母にも話さなかったのか。
それはただ単に、思いつかなかったからです。
もともと母との間に、何かあったときに頼ったり頼られたりする関係性がなかったんですね。
だから、学校でイヤなことがあっても、母に話したことはないし、話そうと考えたこともなかったです。
自分でなんとかするのが当たり前。
でもしかたなかったんです。
母もまた、幼いころから誰にも甘えず、ひとりで抱え込んで、ガマンしてきた人だったからです。
自分ができなかったから、お母さんに『あれヤダ』とか、自分の思いを口に出して言える子をすごいなあ~(*´ー`*)って思ってしまいます

とくにこの時期、
『小学校へ行くのヤダな
』とか、『
ちゃんと同じクラスになれなかったら、学校行きたくないよぅ
』って、ついお母さんの前でグチを言ってしまう子もいるかもしれません。
親にしてみれば、たとえ本気じゃなくても、「学校に行きたくない」って子どもに言われたら、
ドキィッ!!(゜ロ゜ノ)ノ
ってなりますよね。
どうしよう!って不安になったり、
親として何か足りなかったのかな、って自分を責めたり、
どうしても悪いほうに考えてしまうと思います。
向き合いたくなくてスルーしたくなる気持ちもわかります。
でもね、
安心してください、信頼されてるんですよ~



「学校に行きたくない」なんて重い言葉、なかなか言えるものじゃないです。
お母さんを信頼してるから言えるんです。
かと言って、お母さんになんとかしてもらいたいと思ってるわけでもないんです。
不安でどうしようもない気持ちに、ただ寄り添ってほしいだけなんです。
映画「インサイド・ヘッド」でも、思い出がたくさんつまったロケットを捨てられて落ち込んでるビンボンに、カナシミが寄り添って話を聞いてあげただけで、ビンボンはたちまち元気をとりもどしましたよね?
そういうことなんです(*^^*)
子どもは親が思ってる以上に、
そして自分が思ってる以上に、
親のことを無条件に信頼している。
わたしも子どもの前でエンエン泣いてしまうような、ほんっとダメダメなママですが、
こんなわたしでも、わが子はいつだって信じてくれているってわかります。
ママになって、子どもから信じることの大切さを教わってますね

