自分の経験したことを書くことで、場面かんもくや不登校など、その言葉が持ってるネガティブなイメージを変えたいなという思いもあります。
そして少しでも自分と同じように悩んでおられる方の励みになればいいなと思って書いています。
それは、私にとって癒しでもあるし、
きっと暗い過去を暗いままで終わらせたくないんでしょうね

今回向き合うのも重たいテーマですが、
このテーマが一段落する頃には、少しでもその言葉の持つ重さが変わっているといいなと思います。

ひきこもりってどんなイメージでしょう?
怠けてる、逃げてる、堕落者、社会に背く者、ダメ人間。
これは自分が持ってた自分のイメージです。
私は、ひきこもりでした。
高校を中退した10代後半から、20代半ばまで。
人生でいちばん青春
してる時期に。ありえね~!!Σ( ̄ロ ̄lll)
今なら笑ってそう言えるけど、その時は本当につらかったです。
社会に出て人と関わりたい。でもできない。
しゃべりたくてもしゃべれないことなんてまだマシだったと思ってしまうくらい、どん底に落ちました。
不登校はまだよかったです。家にひきこもっていても、学校という小さな社会に、ちゃんと自分の籍があるのですから。
でもひきこもりにはそれがありません。
どこともつながっていない自分は、つねに風船のようにふわふわ漂っているだけです。
焦り、不安、孤独。
怒濤のように押し寄せてくるそれらの感情と、毎日向き合わなくてはなりませんでした。
でも結局いつもたどり着くところは、絶望しかありませんでした。
光の見えない日々。
私はどうして生まれてきたんだろう。
なんで生きてるんだろう。
消えたい。
消えてなくなってしまいたい。
自分を責め、自分をのろい、自分を否定するばかりの毎日でした。
そんな日常のなかで、ここでは書ききれないくらい、ほんとに精神的にキツイ思いをたくさんしました。
それに、ひきこもりの経験は私にとって、
人に話すのも恥ずかしかったくらい、暗くみじめで、よけいに自分のダメなところを証明するだけのようでした。
でも最近、私のなかでひきこもりだった自分への見方が変わってきています。
自分が長い間はまりこんでいたと思っていた泥沼は、自分自身が作り上げていたことに気づいてきたからです。
続きます
