こんにちは。

「ねき」は広島弁で“傍”とか“近く”という意味。
一人離れたところにおると
必ず誰かが『ねきにきんさい』と誘うてくれる。
かんもくで
なかなかみんなの中に入っていけなかった子どもの頃は
そう声をかけてもらえると嬉しゅうて
『わたしのこともちゃんと氣にかけてもらえとるんだ』と
ほっとした氣持ちになっていました(状況にもよったけれど)。
えすでぃーじーずの
「誰ひとり取り残さない」という言葉は
なんとなく
人の氣持ちとか二の次で
「みんな同じようにならないといけない、そうさせなくてはいけない」
みたいな圧迫感を感じて
なんか嫌じゃけど
ひとりだけ離れとる人がおったら
『ねきにおいで〜
』とか
『最近どうしょうるん
なんか困ったことがあったら言うてね〜
』って
さりげなく声をかけるくらいでいいのではないかと思うのです。
付かず離れずというか
ひとりで居っても
みんなの中に居っても
どっちでも尊重してもらえて
ほんまに必要なとき
頼り、頼られやすいほうがいい。
支援も望んでいる人には嬉しいけど
行き過ぎると
お互いにしんどいですものね。
寒い日は誰かのねきに居るのがいちばん温かいです
今年は、環境の変化もじゃけど
四十半ばで大きなからだの変化も感じた年でした。
からだがついていかなくなった
というより
もう年相応に歩調を緩めて生きんさい
と言われているかのようです。
行き急ぐ必要はないし
外へ外へと目を向けるばかりじゃのうて
今すでにあるものをじっくりあたためるように
地におろした根を
さらに揺るぎなくしっかり太くしていくように
一日一日を大切に生きていかんといけんなぁと感じています。
おはぎから始まった今年。
後半は引っ越しなどで
作りたい氣持ちはあってもなかなか作れず
おはぎで始まり
焼きおむすびで終わりそうです(それもまたじゅうぶん幸せ
)。
ばたばたの一年じゃったけど
来年はもう少し落ち着くかな。
相変わらずちょっとのことでしょっちゅうテンパりますが(こういう性分だから仕方なし
)
できることをぼっちらぼっちらやっていきたいと思います。
今年もわたしの拙いブログを読んでくださり
本当にありがとうございました。
まだ世の中おかしなことや不安なことは多いですが
陰ばかりがずっと続くことはないから
希望を忘れず日々を過ごしていきましょう
感謝を込めて
穏やかで温かいお正月を過ごしてくださいね
インスタグラム![]()
日常の中の小さな幸せや
いいなと感じた自然の風景を中心に載せています![]()



